ある日の入管59

Posted on: 2018年 05月 29日

廊下にあった段ボールに入った書類をさわったと、職員がクルド青年に
「さわるんじゃねーよ、ばーか!」
と怒鳴った。
クルド青年は触っていないと言っている。
私も近くにいただけで見たわけじゃない。
でも、さわられて困るものなら廊下に置くなというだけの話。
しかもこの職員は「ばーか」と暴言を吐いている。

急に上司なのかなんなのか分からない、わりと高齢の職員が
どこからか出てきて
「触ったから悪い!そっちが悪い」
の繰り返しだった。
もう少し、お互いの話を聞きましょうと説得しても
「さわったから悪い!」
と見てもいないのに言い張る。

入管職員はどんなに横暴でも、誰も注意できる人がいない。
正してくれる人がいない。

だから、こんなのがのさばり続ける。

クリックでかくだい。
e0188516_12313117.jpg

[PR]

# by p-dragon | 2018-05-29 12:31 | 4コマまんが  

本名での面会を禁止!? 入管によるダヌカさんの人権侵害に抗議を!

Posted on: 2018年 05月 26日

--- 6月29日追記 ---
 
 現在までにスリランカ大使館は3回、ダヌカさん宛で牛久入管に郵便物を送りましたが、3度とも牛久入管は受け取りを拒否しました(※)。牛久入管は、入管が登録している彼の別名を併記するよう大使館に要求しているそうです。しかし、政府の代表が自国民を本当の身分とは異なる別人として扱うということは考えられません。それを要求する牛久入管は、ダヌカさんとスリランカ政府、両方を侮辱しています。

※ 最初の通信妨害は6月8日。ダヌカさん代理ツイッターアカウントより(https://twitter.com/gurifon5/status/1007595793048457216)。

 この入管による不当な通信妨害は、国際条約に明らかに違反しています。日本も加盟している、領事関係に関するウィーン条約(1963年採択)を見てみましょう。大使館とダヌカさんとのやりとりは、領事業務、つまり派遣国の国民にたいする業務に属するので、この条約が該当します。

領事関係に関するウィーン条約
第36条
 1 派遣国の国民に関する領事任務の遂行を容易にするため、 
 (a) 領事官は、派遣国の国民と自由に通信し及び面接することができる派遣国の国民も、同様に、派遣国の領事官と通信し及び面接することができる。
 (中略)
 2 1に定める権利は、接受国の法令に反しないように行使する。もっとも、当該法令は、この条に定める権利の目的とするところを十分に達成するようなものでなければならない

 この条文によれば、領事官(ここでは領事業務をおこなう大使館員)は「派遣国の国民」であるダヌカさんと「自由に通信し及び面接する」権利をもちます。またダヌカさんも同様です。ところが牛久入管は、自分たちが勝手に決めた不当な方針(ダヌカさんを別人として扱うこと)を大使館に要求し、それに従わないことを理由に大使館とダヌカさんとの通信を妨害しています。これは国際問題です。牛久入管は不当な通信妨害を今すぐやめろ!

--- 追記ここまで ---


本名での面会を禁止!? 入管によるダヌカさんの人権侵害に抗議を!

 2017年7月から東京入管に収容されていたスリランカ国籍男性のダヌカさんは、先日、茨城県の牛久入管(東日本入国管理センター)に移されてしまいました。しかも、牛久入管は彼にたいして、ダヌカという彼の本名で外部者と面会したり手紙をやりとりしたりすることを禁止したのです。

 この措置は、ダヌカさんの人格を否定するだけでなく、彼の自由の深刻な侵害です。ただちにこの不当な措置をやめるよう当局に求めます。みなさんも以下をお読みのうえ、ぜひ抗議の声を届けてください。

 東日本入国管理センター(所長宛)
 300-1288 茨城県牛久市久野町1766-1 FAX 029-830-9010

e0188516_23404828.jpg

本名での面会と手紙の受け取りを妨害

 5月18日、当団体の柏崎は、牛久入管に移送されたダヌカさんへの面会を申し込みました。ところが牛久入管職員は「この方はいますが、ダヌカという名前では会えない」と言い、面会を認めませんでした。入管の書類においては、彼は別の名前で扱われているというのが理由です(別の名前については後述)。

 この措置は、牛久入管が独自にくだした、まったく無意味で不当な決定です。というのも、ダヌカさんが東京入管に収容されていたときは本名での面会を認めていたからです。

 柏崎は強く抗議したものの、職員は妥協のつもりなのか、総務課の窓口で、入管での登録名を柏崎に伝えるので、それを面会申込書に併記するよう提案してきました。しかし、それでは本名での面会の妨害をやめたことにならないので、問題は解決していないのですが、柏崎はダヌカさんとの面会を優先して、やむなく入管での登録名を併記しました。

 なお柏崎はあらかじめ、ダヌカさんに手紙を郵送していましたが、それも19日に戻されてしまいました(写真参照)。「宛先人該当なし」という、おかしな理由を入管はくっつけています。ダヌカさんはたしかにそこにいて、そしてダヌカという名前はスリランカ政府発行のパスポートに明記されている彼の正しい本名だというのに!

e0188516_22285114.jpg
クリックで拡大


ダヌカさんの事情

 ダヌカさんは長期収容によってだけでなく、彼の本当のアイデンティティで扱われないことによっても苦しめられています。彼をダヌカではなく別名の人物として扱うという当局の決定のせいで、彼は合法的な在留を認められず、かといって正式に出国することもできないという状況に追いやられています。

 なぜそのような不当な扱いをダヌカさんが受けているのか。それには説明が必要です。1990年代末に初来日したとき、彼は他人のパスポートを使って入国しました。当時の彼は未成年でしたが、未成年が単身で日本に入国するのは不可能だったためです。約10年後、彼は入管に摘発され、送還されました。2010年、商用のためにダヌカさんはふたたび来日します。この二度目の入国はまったく合法でした。それなのに入管は彼を収容し、入管法違反で起訴したのです。しかも入管は、おそらく彼を不法入国で立件したいがために、最初の入国時に彼が使ったパスポートを本当の身分として、そして彼の本当の合法的なパスポートを偽物として(!)、扱うことに決めたのです。

 ダヌカさんの最初の入国が正規でなかったのは事実ですが、二度目はまったく正規でした。入管が彼を立件した方法こそが、適正な法的手続を欠いており、不正です。ダヌカさんは誰も傷つけず、誰のことも侵害していませんが、入管は法を逸脱した方法で、ダヌカさんの人格と尊厳を否定し、そして彼の基本的人権を奪っています。ただちにダヌカを解放し、彼を本名で扱い、そして彼への退去命令を撤回することを牛久入管に求めます。
 
 詳しくは、以下の記事もご参照ください。
 外国人の出国の権利すら奪う日本の入管 ダヌカさんの即時解放を!(2017.12)




[PR]

# by p-dragon | 2018-05-26 11:17 | 個人のケース(証言・抗議)  

NO DETENTION! Demonstration at Tokyo Regional Immigration Bureau (16 June)

Posted on: 2018年 05月 21日


World Refugee Day 2018

NO DETENTION! Demonstration at Tokyo Regional Immigration Bureau

16 June 2018

16:00 Speech in a Park at Shinagawa Sta. (Konan 1-9-24, Minato-ku)
16:30 Walk to Tokyo Immig. Bureau (Konan 5-5-30, Minato-ku) or by bus
17:00 Demonstration at Tokyo Immig. Bureau

SYI (Shuyosha Yujin-yushi Ichido: Immigration Detainee’s Friends)
http://pinkydra.exblog.jp freeimmigrants@yahoo.co.jp 080-8844-7318

e0188516_13163433.jpg




[PR]

# by p-dragon | 2018-05-21 13:17 | アクション・イベント  

入国管理局における死亡事件(1997-2018.4)

Posted on: 2018年 05月 19日


 法務省入国管理局の施設内または業務下で、1997年以降、現在までに起きた死亡事件をまとめました。

 公表されているだけで17件の死亡事件があります。なかには、職員の暴行によるものと疑われる事例も存在します。「病死」の事例も、実際には医療放置による死であった可能性がありますが、医療放置の表記は当団体が実情を把握している事例だけに留めました。

 なお2005年以前の事例は、入管当局以外により公表された情報です。


■ 入国管理局における公表された死亡事件(1997年~2018年4月)
 合計17件
  • 1997年8月9日 イラン 東京入国管理局第二庁舎(東京都北区) 職員による暴行致死の疑い(詳細は後述)
  • 2001年10月30日 ベトナム 西日本入国管理センター(大阪府茨木市) 自殺
  • 2006年12月 ナイジェリア 東京入国管理局(東京都品川区) 病死
  • 2007年2月 ガーナ 東京入国管理局(品川) 病死
  • 2008年1月1日 インド 西日本入国管理センター(茨木) 自殺
  • 2009年3月21日 中国 東京入国管理局(品川) 自殺
  • 2010年2月9日 ブラジル 東日本入国管理センター(茨城県牛久市) 自殺
  • 2010年3月22日 ガーナ 東京入国管理局成田支局 強制送還中の制圧による窒息死の疑い
  • 2010年4月9日  韓国 東京入国管理局(品川) 自殺
  • 2010年4月 フィリピン 東京入国管理局(品川) 病死
  • 2010年12月 フィリピン 東京入国管理局(品川) 病死
  • 2013年10月14日 ミャンマー(ロヒンギャ) 東京入国管理局(品川) 医療放置による病死
  • 2014年3月29日 イラン 東日本入国管理センター(牛久) 誤嚥性窒息死(医療放置)
  • 2014年3月30日 カメルーン 東日本入国管理センター(牛久) 医療放置による病死
  • 2014年11月22日 スリランカ 東京入国管理センター(品川) 医療放置による病死
  • 2017年3月25日 ベトナム 東日本入国管理センター(牛久) 医療放置による病死
  • 2018年4月13日 インド 東京入国管理センター(品川) 自殺
e0188516_13284507.jpg

■ 各死亡事件の詳細(リンク集)

参考資料(全般)
 入管問題調査会ウェブサイト
 『週刊金曜日』2015年10月30日号

1997年8月9日 イラン 東京入国管理局 暴行致死の疑い
ムサビ・アバルベク・ミール・ホセインさん

「入管事件簿 '97~98」入管問題調査会
 http://hwm5.gyao.ne.jp/tabunka/nyukan/jiken/jiken00.htm

2003.10.18 シンポ「どうしたらなくせる日本の拷問」(入管問題調査会 高橋徹部分より引用)
 http://hwm5.gyao.ne.jp/tabunka/nyukan/2004repot/2003cat.htm

 1997年8月に東京入管第二庁舎でイラン人男性、ミールさんが突然死亡するという事件が発生した。事件直後に赤羽警察署が捜査し、傷害致死容疑で入管職員8 名を送検したが、東京地検は不起訴処分にした。搬送された病院で撮られた死体の写真を見ると、体には無数の痣や傷跡があり、手足などには縛られた縄や手錠の跡が生々しく残っていて、拷問のすさまじさを物語っている。1998 年10 月、遺族によって、国家賠償を求めて訴訟された。裁判で明らかにされた現場にいた入管職員の証言を整理すると、

「職員らは夜中にライターを使用したという規則違反を説諭するために、深夜ミールを居室から出し、別室に連れて行った。この件に立ち会っていた警備官は5人。別室で金属手錠を後ろ手にかけ、皮手錠で固定し、足は捕縄で縛り付けた。足を縛った捕縄を手錠に回し、引き絞って、エビぞりにした。次に毛布でくるみ、さらに縄を巻き付け、簀巻き状態にした。その状態で隔離室に連れて行き、横たえた。隔離室で上半身を起こそうとしたところ、ミールみずから頭を打って死亡した。」

 この事件で不可解なのは、せまい隔離室に簀巻きにされたミールさんを囲んで5 人の警備官がいたのに、だれひとり彼が頭を打った瞬間を見ていないと入管側が主張しているという点である。

 その後、弁護団は、同じ収容場にいた別のイラン人から「職員から暴行を受けて死亡した」との目撃証言を得、2003年3 月、職員8人を不起訴とした東京地検の処分を不服として、東京第2検察審査会に審査を申し立てた。審査会は「不起訴不相当」〔不起訴相当の誤記と思われる〕の結論を出した。



2001年10月30日 ベトナム 西日本入国管理センター 自殺
「入管事件簿 '01」入管問題調査会
 http://hwm5.gyao.ne.jp/tabunka/nyukan/jiken/jiken2001.htm


2008年1月1日 インド 西日本入国管理センター 自殺
茨木市の新年会 入管センターで送還悲しむ遺書残して自殺の報道
 https://blog.goo.ne.jp/genki1541/e/0bd239459647fec9f858e190bad832ab



2009年3月21日 中国 東京入国管理局 自殺
楊維剛(ヤン・ウェイガン)さん
【報道】 強制退去目前の中国人男性、東京入国管理局収容所内で自殺―東京
 http://www.recordchina.co.jp/b30074-s0-c0-d0000.html


2010年2月9日 ブラジル 東日本入国管理センター 自殺
【報道】収容中のブラジル人男性 茨城の入管施設 (毎日新聞web 2010年2月10日)
 http://mainichi.jp/select/today/news/20100210k0000m040052000c.html

 東日本入国管理センター(茨城県牛久市)は9日、収容中のブラジル人男性(25)が首をつって自殺したと発表した。男性は退去強制の処分を受け、昨年11月20日から収容されていた。

 遺書は確認されていない。センターによると、8日午前0時前、男性が居室ベッドにごみ袋を帯状にしてくくり付け、首をつっているのを同室の収容者が見つけた。男性は病院に運ばれたが、9日午前1時39分に死亡が確認された。男性から悩みや苦情の訴えは聞いていなかったといい、センターの木村広希総務課長は「ごみ袋を使うことは全く予期していなかった。再発防止に努めたい」とコメントした。


2010年3月22日 ガーナ 東京入国管理局成田支局 強制送還中の制圧による窒息の疑い
スラジュ(ABUBAKAR AWUDU SURAJ)さん

ABUBAKAR AWUDU SURAJさん死亡の件について抗議します(APFS)
 http://apfs.jp/report20100410_571.php

スラジュさん事件(APFS)
 http://apfs.jp/スラジュさん事件


2010年4月9日  韓国 東日本入国管理センター 自殺

またもや入国管理局で自殺者が(SYI) 

【報道】不法残留の韓国人男性自殺 東日本入国管理センター 茨城(4月10日 時事通信)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100410-00000048-jij-soci

 入管難民法違反(不法残留)で強制退去処分を受け、法務省東日本入国管理センター(茨城県牛久市久野町)に収容されていた韓国人男性(47)が、自殺を図り死亡したことが、10日分かった。

 同センターによると、男性は9日午後4時半ごろ、収容施設内のシャワー室で首をつっているのを入国警備官が発見。男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。シャワー室は、一定の時間で房内から自由に行き来できる場所だった。男性は昨年11月、強制退去処分を受け収容されていた。 同センターでは2月にも、収容中のブラジル国籍の男性(25)が、房内でごみ袋をひも状にして首をつって自殺している。 


2013年10月14日 ミャンマー(ロヒンギャ) 東京入国管理局 医療遅延による病死

「医者は食事中なので呼べない」東京入管の被収容者が死亡 (仮放免者の会)
 http://praj-praj.blogspot.jp/2013/10/blog-post_16.html


2014年3月29日 イラン 東日本入国管理センター 誤嚥性窒息死(医療遅延)
2014年3月30日 カメルーン 東日本入国管理センター 医療放置による病死

牛久入管収容所問題を考える会 2014年4月2日付申し入れ書より
 http://www011.upp.so-net.ne.jp/ushikunokai

 2014年3月の牛久入管内での連続死亡事件について

 (前略)センター側が発表している広報資料(茨城県庁県政記者クラブ宛、面会室への掲示)は怒りなしには読めない実態との乖離があります。3月29日PM8時にセンターの被収容者から非常に動揺している電話がありました。曰く「イラン人男性G・Sさん33才(9Bブロック)は28日PM7時半頃夕食を2~3口食べて、食事をのどにつかえさせた。警備官を呼んだがすぐには対応してくれなかった。30分ぐらいしてから救急車で運ばれたが顔は黒ずんで息はしていないように見えた。今日(29日)イラン人男性の様子を警備官に聞き、教えないなら、居室内には誰も戻らないと9Bブロックの皆が騒いだ。警備官より居室外自由時間の終了の午後4 時半過ぎに病院で死んだ、とつたえられた。」(「3 月29日15時26分、搬送先病院で死亡」・・・牛久警察記者発表)G・Sさんは薬を大量に処方されていた。耳からの出血、ヘルニア、頭痛など、様々なところの痛みを訴えており、最近は肩を支えないと歩行はふらつき1日中ボーッとしている状態だった。睡眠導入剤、抗うつ剤、痛み止めの過剰投与による弊害が顕著だった。

 30日午前7時10分、カメルーンのW・F・Lさん40才代は牛久入管内医務室から救急車で搬送され同8時過ぎに搬送先で死亡が確認される。牛久の会の会員が31日(月)、4 月1日(火)の両日、牛久入管においてカメルーン人が収容されていた9Aブロックの被収容者達に面会聞き取りをしたところ、「重篤な糖尿病で、同ブロックの被収容者達が27日には全員でこのカメルーン人を外部病院に連れて行くように、という要求を掲げ、連れて行くまでは居室外自由時間が終わる午後4時半になっても部屋には戻らない!と廊下に座り込んで抗議行動をした。彼は自分のベットからトイレまで歩くのがやっと」という状態だったのです。警備の責任者が「俺の責任で必ず病院に行かせる」と約束したので9Aの人たちはそれぞれの居室に戻った。カメルーン人が9Aの部屋から出て行ったので9Aの被収容者達は病院に行ったとばかり思っていた。しかし、30日午前7時10分、外部病院ではなく、牛久入管内医務室から彼は救急車で運ばれ、まもなく搬送先で死亡が確認。(7時に巡回の職員が容体の急変を知り救急要請)9Aブロックの被収容者達は怒って30日(日)、夜の9時半頃まで、居室へ入ることを拒否し、「カメルーン人がなぜ死んだのか説明して欲しい」「どうして病気の人が申請書を書いても1ヶ月も待たされるのか」「自分たちは動物ではない」等々と叫び激しく抗議した。この抗議行動は50名以上の入管職員により一人一人が力ずくで居室に戻された。カメラを回していた職員も10名ぐらいいた。最後まで帰室を拒んでいた2 名のイラン人が懲罰房に無理矢理連れて行かれた。

 27日の時点で9Aブロックの全員がカメルーン人のために外部病院に連れて行くことを要求していたことからも、彼の健康状態は最悪でした。(後略)

【報道】イラン人収容者 食事中倒れ死亡 東日本入管センター(日本経済新聞 30日朝刊社会面)

 茨城県警牛久署は29 日、牛久市の東日本入国管理センターで収容中のイラン国籍の男性(33)が倒れ、その後死亡したと明らかにした。司法解剖して死因を調べる。牛久署によると、男性は28 日午後7 時50 分ごろ、センターの居室で食事中に突然倒れた。病院に搬送されたが、29 日午後3 時すぎに死亡が確認された。センターからは、29 日昼すぎに連絡があったという。

【報道】弁当を食べ苦しみだし、収容中のイラン人死亡(読売新聞ウェブ版30 日)

 茨城県警牛久署は29日、牛久市久野町の東日本入国管理センターに収容されていたイラン国籍の男性(33)が収容先の部屋で倒れ、死亡したと発表した。発表によると、男性は28日午後7時50分頃、収容先の部屋で夕食の弁当を食べていたところ、突然、苦しみだし床に倒れた。男性は同市内の病院に搬送されたが、死亡が確認されたという。同署は31日に司法解剖して死因を調べる。

(以上2本の記事は右に掲載 茨城・牛久の入管収容所で収容者2人が死亡 SYIブログ)

3月末に亡くなった牛久入管の収容者2名にかんする続報(SYI)

入管収容のカメルーン人「死にそう」と訴えるも放置され死亡…遺族が国を提訴(弁護士ドットコムNews)
 https://www.bengo4.com/kokusai/n_6744/


2014年11月22日 スリランカ 東京入国管理センター(品川) 医療放置による病死
ニクラス・フェルナンドさん

【報道】特別リポート:ニクラスはなぜ死んだか、入管収容所の現実(Reuter)
 https://jp.reuters.com/article/special-report-idJPKCN0WA2UB

【報道】スリランカ人男性の死が語る、入管収容所の過酷な実態(動画)(Reuter)
 http://reut.rs/1p7249U


2017年3月25日 ベトナム 東日本入国管理センター(牛久) 医療放置による病死
グエン(NGUYEN THE HUAN)さん 

【転載】 牛久入管内からの声 ベトナム人収容者の死について(SYI)
牛久入管死亡事件(2017年3月)にかんする法務省の調査報告の批判(SYI)

【報道】入管収容のベトナム人死亡 東日本センター (産経ニュース)
 http://www.sankei.com/affairs/news/170325/afr1703250031-n1.html

【報道】牛久の入管が「痛い」と泣き叫ぶベトナム人を〝見殺し〞(週刊金曜日)
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2017/06/20/news/

【報道】入管収容中のベトナム人死亡 頭痛訴えるも専門検査なし(朝日新聞digital 12月5日)
 https://digital.asahi.com/articles/ASKD45CXYKD4UTIL04Q.html


2018年4月13日 インド 東京入国管理センター(品川) 自殺
ディーパク・クマル(Deepak Kumar)さん

【速報】牛久入管の収容者が自殺 (SYI)
入管収容施設で自殺した男性の経緯 (SYI)

【報道】牛久入管収容所で印人男性自殺、長期収容など懸念再燃(AFP)
 http://www.afpbb.com/articles/-/3174946







[PR]

# by p-dragon | 2018-05-19 23:19 | 入管収容の実態(報道・統計等)  

東京入管で2件の自殺未遂

Posted on: 2018年 05月 11日


先週から今週にかけて、東京入管で2名の収容者が自殺を図りました。当団体が面会してきた方ではありませんが、複数の収容者の証言により事実を確認しました。両人とも、命に別状はないようですが、傷や後遺症が残っていないかなど、詳しい容態は判りません。

5月10日、イラン国籍の男性が洗剤を大量に飲み込みました。容器2本分を飲んだとも、途中で周囲の人に止められたとも言われています。今は移室され、もとのブロックにはいません。懲罰房(隔離・監視用の居室)に入れられていると推測されます。

もう一名の男性は、先週(5月3日以降の連休中)に刃物で腹部を切りました。ナイフなどは持ち込めないので、文房具の部品になっているような、ごく小さなものを使用したと思われます。

なお3月25日には、当団体が面会しているトルコ国籍クルド人男性イブラヒムさんが、文房具の部品の刃物で首や腕などを切り裂き、自殺を図りました。仮放免不許可を知らされた後のことでした。長期の収容により精神的に追い詰められた末の、突発的な行為です。しかし当局は、男性に治療を受けさせたあと、彼を懲罰房に5日間も監禁しました。苦しんでいる人にさらに鞭を打つも同然の措置です。

東京入管などでは昨年から、収容期間が全般的に長期化しています。一年がたっても解放されない人が珍しくない状況です。東日本入国管理センター(茨城県牛久市)はさらにひどく、二年間の収容すら当たり前になってしまっています。多くの収容者がストレスで冷静さを保てなくなっているために、口論がよく起きています。この状況が続けば、いつまた自殺や急病で死人が出ないとも限りません。

e0188516_21302490.jpg



[PR]

# by p-dragon | 2018-05-11 21:31 | 個人のケース(証言・抗議)  

入管収容施設における医療放置の実態 急病人に逆らうなと恫喝 1

Posted on: 2018年 05月 04日


 記事2(証拠・証言) 記事3(証言・報道)

 入管収容施設では、法の定めのない無期限の監禁をはじめ、人権侵害がまかりとおっています。とくに医療問題は深刻です。収容者を、しばしば深刻な容態に陥るまで放置し、最悪では死なせてしまうこともあります。しかし入管当局がその責任をとったことは一度もありません。

e0188516_19595128.jpg


 先日にも、新たな医療放置の事例が公表されました。昨年、東京入国管理局に収容中、急性虫垂炎および限局性腹膜炎を発症し手術を受けた男性にかんする件です。下記の報道は、手術後における男性への処遇の問題を指摘しています。


 実は問題はそれだけに留まりません。当該者であるトルコ国籍クルド人の男性は、当団体が面会していた方であり、2016年11月に東京入管に収容され、2017年10月に仮放免されました。昨年10月の当団体の報告でも、Aさんとして、この方の状況を伝えていました。

 この男性にたいする東京入管の処遇には、いくつもの問題があります。もっとも重大であるのは、次の事実です。

  • 2017年6月3日、男性が腹痛を発症したさい、激しい苦痛をくりかえし訴えている男性にたいして、職員たちが逆らうなと恫喝を加え、放置した。他の収容者の助けがなければ、男性はより長いあいだ放置されていた可能性が高い。男性が緊急手術を要する病状だったと後で判明したことを考えると、もし放置が長引いていたら彼の生命すら危うかったかもしれない

 この事実については、その証拠として東京入管の内部文書を、男性本人の証言や弁護士のコメントとあわせて別記事で公開します。収容者の健康にきちんと配慮しているという入管の主張とは矛盾する事実を、文書は物語っています。

 さらには手術後にも、以下のような問題ある処遇によって男性は苦しめられました。

  • 手術後、東京入管は男性の入院期間を短縮させ、手術痕の処置(抜糸や消毒など)をすべて自分でやるよう男性に命じた。
  • 男性が手術痕の痛みを続えつづけたにもかかわらず、東京入管は長期間、医師の診療を受けさせずに彼を放置した(上記報道での指摘)。これにたいして2018年4月24日、上川陽子法務大臣が閣議後、メディアにたいして、手術後一か月以上も彼に医師の診察を受けさせなかったということはないと説明した。しかし、それがいつなのか具体的な説明を入管はしていない。
  • ある職員(処遇部門B1072 当時)が男性への常習的ないじめをおこなっていた。
  • 長期収容、医療放置、職員のいじめにより、突発的に自殺を図る精神状態にまで男性を追い込んだ。男性は2017年9月29日、シャンプー液を大量に飲んで倒れ、病院に搬送された。しかも別な収容者の証言によれば、男性が倒れて泡を吹いていたとき、はじめに職員は彼を独房に連れていき、他の収容者から抗議を受けてから、やっと病院搬送の指示を出した

 以上についても、別記事で男性の証言を公開します

 このように男性は、入管による二重、三重の人権侵害により苦しめられ続けました。彼が昨年6月の医療放置や9月の自殺未遂のさいに命を失わなかったのは偶然にすぎないと言えます。入管の残酷さ、非道さに怒りを禁じえません。

 当団体はひきつづき、関係者と協力しながら、本件にかんする入管の責任を厳しく追及していきます。


 記事2(証拠・証言) 記事3(証言・報道)





[PR]

# by p-dragon | 2018-05-04 20:28 | 入管収容の実態(報道・統計等)