世界難民の日2018行動にかんする報道

Posted on: 2018年 06月 22日

 16日におこなった「世界難民の日2018 収容やめろ! 東京入管収容者を激励する行動」について、今のところ二つ報道が出ました。

毎日新聞ウェブ「東京入管 支援者ら30人が抗議行動 収容者を激励」6月16日

AbemaPrime(ウェブニュース番組)「世界難民の日! 日本は年間20人... 過酷な入管事情とは?」6月20日
 ※ 放映後一か月間、閲覧可。SYI行動の様子は最初の数分。

 毎日新聞では次のように報じられました。

 20日の「世界難民の日」を前に、不法滞在者として強制退去処分とされた外国人が収容されている東京都港区の東京入国管理局前で16日、収容者の親族や支援者ら約30人が「諦めないで」などと声を張り上げて収容者を激励した。全国にある入管の収容施設には1464人(7日現在)が収容されている。収容期間が6カ月以上の長期収容者も増えており、支援者らは人道上の配慮を求めている。

 「収容やめろ」などと書いたプラカードを手にした参加者が「家族を返せ」「仲間を返せ」とコールを始めると、収容者らが部屋から手を振る姿が見え、「来てくれてありがとう」「がんばる」などと叫ぶ声が聞こえた。

 弟が収容されているというトルコから来たクルド人の女性(31)は「とてもストレスがたまっているようだ」と弟を心配する。「体に痛みを訴え、病院には行けているようだが、医師が何を言っているか理解できていない。痛みもよくなっていない。出されるご飯が臭いとも言っている」と入管の対応に不信感を抱く

 ......

 東京入管前での行動を呼びかけた大学教員の柏崎正憲さん(35)は「日本の移民政策自体を変えて外国人の権利が保障されるようにしないと、この状況は変わらない」とした上で、「現行法の中でも人権が配慮されておらず問題だ」と訴えている。

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 同記事の映像版には、当団体メンバー柏崎によるより長い解説が収められています。言葉が足りない部分を若干補足しつつ、以下に文字起こししておきます。

 収容されている人のなかには二回目、三回目の人もいて、ビザ(在留資格)がないとはいえ、入管はそうした人たちを把握し、コントロールしているんですね。その人たちは難民申請をしているとか、家族が日本にいるとか、日本に長年暮らしていて故郷に戻る場所がないとか、そういう理由で、入管に身元を明かして、ずっと日本にいるんです。

 そういう人たちでも、ずっとビザ(在留資格)のない状態のまま放っておいて、収容したり出したりということを入管は繰り返す。とくに去年ぐらいから、収容が長引いている。一年以上収容されている人が、いま東京入管にはざらにいます。収容が長引くと、自由がないですから、精神的に追い詰められていきますよ。

 外国人の権利が、もっと十分に保障されるように法や制度を改めないと、入管による厳しい統制のなかで収容される人が増える、という状況は根本的には変わらないでしょう。

 その一方で、現行の法律のなかでも、在留資格のない人たちの人権を配慮していないことは問題であり、是正する余地が大いにあります。





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# by p-dragon | 2018-06-22 00:12 | アクション報告  

世界難民の日2018 収容やめろ! 東京入管収容者を激励する行動(6/16)

Posted on: 2018年 06月 16日


世界難民の日 2018
収容やめろ! 東京入管収容者を激励する行動

English

2018年6月16日 (土)
16:00 街頭宣伝 品川駅港南口 「こうなん星の公園」 付近に集合
     (東京都港区港南1-9-24)
16:30 東京入管 (港区港南5-5-30) へ徒歩で移動 (バスも利用可)
17:00 東京入管前・激励行動

【緊急よびかけ】入管の長期収容への抗議文を送ろう


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 ビザをもたないという理由で入管施設に収容され、自由をうばわれている外国人。
 日本の入管は外国人を、刑務所のような場所に、裁判もなしに、そして無期限に、監禁しつづけます。

 いま入管収容施設では、収容が長期化し、1年や2年、3年ですら珍しくありません。また病気にもかかわらず医療放置される人や、耐えられなくなって自殺を試みる人が後をたたず、死人すら続出しています。

 かれらの多くは、日本社会にながく暮らす移民、迫害や身の危険から逃れてきた難民など、帰国できない事情をもっています。しかし入管は、そうした事情をいっさい無視して、いつまでもかれらを閉じ込めつづけようとします。まるで拷問のように。

 6月20日は世界難民の日ですが、難民条約がもつ人権と国際協力の精神に、日本の入管政策は反しています。そこでわたしたちは、6月16日、入管収容への反対を街頭でうったえるとともに、東京入管に収容されている人たちに激励の声をとどける行動を呼びかけます。


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(PDFで閲覧可)


 2018年5月21日

 SYI (収容者友人有志一同 Immigration Detainee’s Friends)
 http://pinkydra.exblog.jp
 freeimmigrants@yahoo.co.jp
 080-8844-7318

【緊急よびかけ】入管の長期収容への抗議文を送ろう






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# by p-dragon | 2018-06-16 14:07 | アクション・イベント  

【緊急よびかけ】入管の長期収容への抗議文を送ろう

Posted on: 2018年 06月 16日


緊急よびかけ
入管の長期収容にたいする抗議文を送ってください !

 2018年5月21日公開

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(PDFで閲覧可)

送付先
 東京入国管理局(局長宛)
  108-8255 東京都港区港南5-5-30  FAX 03-5796-7125
 東日本入国管理センター(所長宛)
  300-1288 茨城県牛久市久野町1766-1  FAX 029-830-9010
 こちらも参照
 収容やめろ!東京入管収容者を激励する行動(6/16)


​ 現在、入管収容がますます長期化しています。当局に抗議文を送ってください! はがきまたはFAXを推奨します。以下の文例や、後掲のデータを参考にしてください。

▽ 長期収容は重大な人権侵害です。すぐに停止を!
▽ 市民の税金で人権侵害をするのをやめてください!
▽ ビザがないことよりも無期限収容のほうが不法だ!
▽ いつまた死者が出るかもしれない。長期収容反対!
▽ 憲法理念や国際人権規約は無期限収容を許さない!


​● 入管収容と強制送還

90%以上  入管により強制送還を命じられた人のうち、自費で帰された人の割合。
 
 この数字は、無期限収容を、送還の実行手段として入管が利用していることを物語る。入管収容を精神的拷問とよぶのは誇張ではない。

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● 入管収容施設での自傷、自殺、急死

44件  2017年、全国の入管収容施設における自傷行為(自殺)の発生件数。

17人  1997年から現在までの、入管の業務下における死者の数(公表されたかぎりで)。

 帰国できない事情をもつ移民や難民を、無期限に監禁しつづけるかぎり、自傷、自殺、医療放置による病死はかならず起こる。人を死に追い込んでも入管はいっさい責任をとらない。

 参考記事 入国管理局における死亡事件(1997-2018.4)


● 世界最低レベルの難民認定率

3.4%  過去6年間の難民申請者のうち、日本の在留を認められた人の割合(難民認定を得た人に限れば1%未満)。

 世界的に周知の問題だが、日本の難民認定の基準は異常なほどに厳格。人を疑い、取締ることを業務とする入管に、人権保障にかかわる難民審査を任せていること自体に問題がある。

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 こちらも参照
 収容やめろ!東京入管収容者を激励する行動(6/16)






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# by p-dragon | 2018-06-16 13:32 | アクション・イベント  

ある日の入管60

Posted on: 2018年 06月 09日

法律通りにやっているから我々は正しい、と言う割には情報が外に漏れるのを非常に嫌がる。
ただしい事をしているなら、堂々と発信してもらえばいいのに、
何が嫌なんだろうなあ。
自分たちが矛盾してるとは、誰も思わないのだろうか。

クリックでかくだい。
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# by p-dragon | 2018-06-09 20:27 | 4コマまんが  

入管収容施設での医療放置 ダミカさんに適切な医療を!

Posted on: 2018年 06月 05日

 2016年2月2日から、すでに2年以上収容されている、スリランカ国籍男性ダミカ・パティラジャさん(45歳)から、彼が医療放置されていることについて外に知らせてほしいと伝言を受けました。

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 現在、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)に収容されているダミカさんは、痔で苦しんでいると訴えています。当団体は、患部の写真を本人から提供されましたが、肛門から内部が飛び出してしまっており、素人目にも、とても正常とは言えません。痔というよりは脱肛のようにも見えます。

 ダミカさんはこれまで10回以上、入管付の医師の診察を受けましたが、正常であるから我慢しろとしか言われませんでした。今年3月6日には外部の病院(つくば市の林クリニック)で受診しましたが、そこでも問題ないと判断されたそうです。

 現在、ダミカさんは食事をとるとトイレに行きたくなり苦しいので、ほとんど何も食べておらず、一日中横になっています。同房者は、ダミカさんが貧血気味であり、衰弱のせいで60歳以上に見えると伝えています。

 牛久入管には、ダミカさんにただちに適切な医療を提供するか、さもなくば即時に彼を解放することを求めます。


 東日本入国管理センター
  300-1288 茨城県牛久市久野町1766-1
  Phone 029-875-1291
  Fax 029-830-9010

 参考記事
  入管収容施設における医療放置の実態 急病人に逆らうなと恫喝




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# by p-dragon | 2018-06-05 06:17 | 個人のケース(証言・抗議)  

東京入国管理局「面会に関する禁止事項」にかんする質問および要求

Posted on: 2018年 06月 05日

東京入国管理局「面会に関する禁止事項」にかんする質問および要求

2018年6月5日

東京入国管理局長 様
法務省入国管理局長 様

 2018年5月30日、当団体メンバー織田朝日が被収容者との面会のために東京入国管理局に来訪したところ、面会受付に「面会に関する禁止事項」が新たに掲示されていた。さらに織田は、7階面会受付の職員に、面会に入るまえに同「禁止事項」のすべてに目を通すよう強制された。そのさい職員は、同「禁止事項」に違反した場合には面会を禁止すると示唆した。

 同「禁止事項」の内容は、市民の税金で運営される公共機関が設定するものとして不当であり、職員が日頃口にする「保安上の理由」によってすら正当化できない。とくに「職員個人に対する誹謗中傷侮辱行為」だが、何がいかなる理由で「誹謗中傷侮辱」にあたるのかを当局が恣意的に判断して、被収容者との面会を禁止するというのは、市民の言論の自由および知る権利への不当な侵害であり、事実上の検閲にすらあたると当団体は考える。

 東京入国管理局長には、同「禁止事項」にかんする下記の質問について、2018年6月29日までに当団体に書面にて回答することを求める。また、下記のすべての要求事項に対応して、収容場の管理規則を改めるよう求める。

 法務省入国管理局長には、上位機関としての責任をもって、当団体の質問および要求にたいして東京入管が誠実に対応するよう指示し、監視することを求める。

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質問1
 東京入国管理局「面会に関する禁止事項」(内容の転記を別紙として添付)には「記載事項に違反した場合は、以降相応の対応を執ることになります」とあるが、相応の対応とは何か。またその対応は、いかなる根拠によって正当であると東京入管は考えるのか。その対応と、被収容者の基本的人権および国民の自由や権利との関係について、東京入管はどのように考えるのか。

質問2
 同「禁止事項」は「面会時における録音及び撮影行為」を禁止している。この規則が従来からのものであることは知っているが、しかしこれも不当な禁止であって、本来ならば、面会相手の被収容者本人が了承さえしていれば、会話を録音したり姿を撮影したりすることにはいかなる問題もないと当団体は考える。入管収容施設とは、退去強制を執行するまでのあいだ対象者を一時的に留め置く場所であって、この目的からは、収容施設の内部に被収容者の行動の自由を制限すること以外に、いかなる自由の制限も導き出されないはずである。

 それにもかかわらず、なぜ東京入管は被収容者との面会時の録音、撮影を禁止するのか。「保安上の理由」を挙げるなら、具体的にはいかなる保安上の問題があるのか。

質問3
 同「禁止事項」は「面会室、通路等において他人に迷惑をかける行為」を禁じているが、他人に迷惑をかける行為とは具体的に何か、東京入管は何を基準に他人の迷惑を判断するのか。

質問4
 同「禁止事項」は「職員個人に対する誹謗中傷侮辱行為」を禁じているが、職員個人に対する誹謗中傷侮辱行為とは何か、東京入管はこれに該当すると考える行為がいかなる理由で誹謗、中傷または侮辱に当たると考えているのか。またこの恣意的な禁止事項と、被収容者の基本的人権および国民の自由や権利との関係について、東京入管はどのように考えるのか。

 なお、これまで当団体は、団体の媒体やメンバーの織田個人の媒体により、東京入管の職員B1072番が被収容者におこなってきた暴言、威嚇、いじめやハラスメントについて知りえた情報を公開してきた。また、被収容者の家族による仮放免の嘆願にたいする東京入管違反審査部門の林秀和首席以下の対応や、処遇部門の上級職員だというB684番の本年5月23日における横暴で威嚇的な発言などについて公開してきた。

 これらはすべて、公務中の入管職員による公的性格をもつ言動についての報告であり、そういうものとしての職員の言動にたいする批判である。職員のプライバシーや公務外での言動にかんする報告や批判ではまったくない。これを「誹謗中傷侮辱」と解釈することはまったく恣意的で不当であり、権力の濫用であると当団体は考える。

質問5
 同「禁止事項」は「面会時に被収容者に違反行為を教唆若しくは幇助し、または被収容者の精神状態を不安定にする言動」を禁じているが、被収容者の精神状態を不安定にする言動とは何か、また入管職員は被収容者の精神状態を不安定にする言動を日常的に行っているが、この点との矛盾を東京入管はどう考えているのか。

要求1
 同「禁止事項」における「被収容者に関する個人情報の拡散行為」の禁止を廃止せよ。あらかじめ本人の了承がとれているかぎり、この行為にはいかなる問題もない。これを禁止することはむしろ、被収容者のコミュニケーションの権利にたいする、また市民の言論の自由および知る権利にたいする、不当な侵害である。

要求2
 上述の質問1から5に関係するすべての禁止事項の正当かつ十分に説得力のある理由を、公共に責任をもって示すことができないかぎり、そのすべてを廃止せよ。なお「保安上の理由」というお決まりの説明が、十分な説得力をもたず、公共への責任を果たす回答でもないことは、言うまでもない。

以上

SYI(収容者友人有志一同)



※ なお東京入管の恣意的で不当な「禁止事項」は下記のとおり。

面会に関する禁止事項

 東京入国管理局において面会を行われる方は次に記載されている事項を行わないようお願いいたします。なお、記載事項に違反した場合は、以降相応の対応を執ることになります。

1 面会時における録音及び撮影行為

2 面会室、通路等において他人に迷惑をかける行為

3 職員個人に対する誹謗中傷侮辱行為(実名、認識番号による特定の有無を問わない。)

4 被収容者に関する個人情報の拡散行為(個人情報とは、氏名、生年月日(年齢を含む。)、性別、国籍、肌の色、その他の身体的特徴、居室、ブロックを含む。)

5 面会時に被収容者に違反行為を教唆若しくは幇助し、または被収容者の精神状態を不安定にする言動(違反行為とは、官給食の摂食拒否、帰室拒否、その他の収容場内の規則に違反する行為を指す。)

東京入国管理局長



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# by p-dragon | 2018-06-05 05:48 | 抗議・声明