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違法な誘導を行う東京入管「チケット担当」職員

Posted on: 2019年 08月 05日

【2020.3.14 追記】 タカハシ氏は情報提供者のことを恨み「あいつのせいだ」と他の収容者に吹聴しているらしい。タカハシ氏よ、逆恨みはやめろ! 何かあれば、すぐまた抗議を申し入れるぞ!

【2019.10.6 追記】 タカハシ氏は最近、左遷された様子。牛久で別の仕事をしており、バッジのランクも下がっていたと目撃証言が。クビでないのが残念だが、当然の報い。


2019年8月5日

出入国在留管理庁長官 様
東京出入国在留管理局長 様

東京入管「チケット担当」職員の処罰の要求

 東京入管において送還手続に携わる「チケット担当」の「タカハシ」なる職員は、収容者の証言によれば、違法な誘導を行っている疑いがある。

 このタカハシ氏は、東京入管の収容者に「チケット担当」と呼ばれており、収容者に出国のための航空券を手配する役割に就いているという。つまり東京入管の執行第一部門の職員と思われる。証言によれば、タカハシ氏はしばしば帰国の圧力を収容者にかけ、そのさいに暴言を吐くこともあるという。それどころか、出国への同意を促すためか「他の国に行くことができる」という虚偽の誘導をおこなっているという話すら耳にしている。

 7月23日、南米出身のDさんはタカハシ氏に、まさにそのような虚偽の誘導をされたという。証言によれば、この日タカハシ氏はDさんに、国に帰れないなら送還中の経由地に入ればいい、スペイン語話者が多いフィリピンはどうだ、などと伝えた。

 当然ながらDさんはタカハシ氏の話を信じなかった。強制送還の対象者が、飛行機の経由地に合法的に入国できるはずがないからだ。しかしながら、法にしたがって職務をおこなっているはずの公務員から言われれば、それが合法的に可能だと信じる人がいてもおかしくない。現に、昨年10月頃にタカハシ氏から同じ虚偽を告げられた別の収容者は、その話を家族が信じてしまったと私たちに証言している。

 タカハシ氏の話を真に受けるならば、彼は入管職員でありながら外国に非合法に入国しろと勧めていることになる。タカハシ氏自身はたんに相手を退去強制に従わせたいのだろうが、だとすれば彼は嘘つきでしかない。タカハシ氏の職務上の罪は二重である。第一に、虚言を公務遂行のための手段として使っていること。第二に、たとえほら話としてであれ、外国への非合法な入国を、しかも入管職員の立場において教唆していること。彼は懲戒免職に値すると私たちは考える。厳正に処罰されたい。

SYI(収容者友人有志一同)


by p-dragon | 2019-08-05 23:59 | 入管収容の実態(報告・声明)  

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