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入管収容中の難民ディサナヤケさん「私を家族のもとに返してください」

Posted on: 2019年 01月 22日

 スリランカ出身の難民申請者ディサナヤケ・ムディヤンセラゲ・ヴィプラさん(1970年生)は、2018年5月22日から東京入管に収容されています。彼は本国で迫害の恐れがあるためだけでなく、日本にいる家族のためにも、日本を出ていくことはできません。収容のせいで、彼は娘の出産に立ち会うことすらできず、いまだ一度も娘に会えていません。収容期間も、すでに7か月をこえています。

 この残酷な仕打ちに耐えかね、ディサナヤケさんは彼の境遇を日本社会に広く知らせ、入管の不当性を訴えることを決意しました。

妊娠中の配偶者から引き離す
 ディサナヤケさんは、出身国スリランカで政治的立場を理由に暴行や脅迫を受けるようになり、身の危険を感じ、2008年に日本に渡ります。その後、彼は2016年に千葉県在住の日本人女性と知り合い、2017年10月31日には彼女と結婚し、さらには彼女の妊娠が発覚します。ところが2018年5月22日、東京入管はディサナヤケさんを難民として認めない旨を伝え、同時に彼を収容してしまいました。

 同年8月28日には、二人の娘が生まれましたが、それでも入管はディサナヤケさんの収容を解こうとしません。娘の出生届を提出するよう彼に求めたにもかかわらず、入管は彼の仮放免を許可しないのです。

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(ディサナヤケさん、配偶者の女性と)

健康に問題のある配偶者に一人での子育てを強いる
 配偶者の女性は、過去に受けた家庭内暴力が原因で、精神障害を患っています。彼女は精神的ストレスがかかると、呼吸困難や抑うつ症状、希死観念などを発症し、ときにはめまいを起こして倒れてしまう場合もあります。彼女が妊娠中、ディサナヤケさんとの面会のため東京入管に訪れたときには、施設内で倒れたこともあります。それにもかかわらず、入管はディサナヤケさんを収容することによって、生後まもない娘を一人で育てることを彼女に強いているのです。

 入管に提出するために、娘の出生証明書の取得手続をとることだけでも、彼女には大変な仕事でした。彼女は体力があまりなく、自宅から遠い東京入管まで娘を連れて行くことが難しいので、ディサナヤケさんは生後5か月になる娘にいまだ一度も会えていません。

 女性は、出産前に東京入管を訪れたとき、ある職員がディサナヤケさんについて「犬や猫じゃないから餌は与える」というあまりに心ない発言をしたことが忘れられず、許せないと証言しています。一刻も早くディサナヤケさんを家族のもとに戻してほしいと、彼女は訴えています。
 
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(配偶者と娘)

ディサナヤケさんの怒り
 ディサナヤケさんは、彼を難民として認めないことだけでなく、このあまりに非人道的な家族分離についても、入管にたいして憤っています。結婚も、配偶者の妊娠も、すべて彼は入管に届け出ました。2018年2月および3月に、入管職員が彼の住居を訪問調査したときにも、配偶者の女性の妊娠のことを入管に知らせました。それを分かっていながら、入管は自分を収容し、いまだに解放しない、どうしてこんなにも残酷なことを入管はできるのかと、ディサナヤケさんは怒りをこめて抗議しています。

 東京入管は一刻も早くディサナヤケさんを解放し、彼の合法的在留を認めよ!


by p-dragon | 2019-01-22 14:58 | 個人のケース(証言・抗議)  

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