牛久入管は脇山さんにたいする脅しをやめろ

Posted on: 2019年 01月 07日

 東日本入管センター(牛久入管)の収容者が昨年、仮放免を求める集団要請を発表しました。

 牛久入管の被収容者による集団要請 あなたも賛同を! (2018.11.12 ウェブ公開)

 この集団要請の起草者の一人、脇山順次さん(ブラジル国籍)は、いま牛久入管による強制送還の脅しを受けています。ご本人の希望により、ここに彼の事情を公表します。


ハンガーストライキに参加してブロックを移される

 脇山さんは2017年2月から入管に収容されています。彼は2018年10月、長期収容に耐えかねた他の収容者とともに、当局にたいして仮放免を求める集団要請を作成、発表しました(当団体が要請文をウェブで公開しています)。要請文には当初、彼が属している1Aブロックの収容者が名を連ねましたが、その後、他のブロックも参加を表明しています(注 異なるブロック同士では対面でコミュニケーションが取れない)。

 その一方で2018年11月20日には、いくつかのブロックが長期収容に抗議してハンガーストライキを開始します。脇山さんもハンストに参加しましたが、当局は彼を別のブロックに移しました。移動後も脇山さんはハンストを続けましたが、12月6日に倒れてしまい、医務室で点滴を受けた後、やむをえずハンスト継続を断念しました。

 ハンストなど抗議行動への対抗措置として、入管は抗議者を別のブロックに移すと言う手段をよくとります。これは入管の言い方では、収容施設の「保安」のためですが、要するに、抗議者が仲間を増やして結束を強めるのを防ぐためと思われます。裁判なしの無期限の身体拘束という、抗議の根本的な原因には、入管は目を向けようとしません。

強制送還を予告される

 12月10日、牛久入管は代理人をつうじて、脇山さんに「送還予定時期通知書」を送りつけます。これは、対象者が退去強制命令に異議を申し立てるなどの法的手続きをとらないかぎり、所定の期間後に強制送還を実行するという通知です。脇山さんは、2月の第二週に送還すると予告されました。現在、彼は法的対処の準備中です。

 なぜこの時期に脇山さんが「送還予定時期」を通知された理由は分かりませんが、脇山さん自身は、これがハンストへの対抗措置ではないかと疑っています。通知のタイミングをふまえれば、彼の疑念は自然に湧いてくるものといえます。


 このように入管は、長期収容に苦しむ人間の訴えに耳を傾けようとせず、ブロックの移動や強制送還の脅しによって応えるのです。しかし脇山さんはこのような脅しに屈せず、たたかい続けようとしています。彼に連帯して、私たちは牛久入管に、脇山さんへの脅しをやめ、彼の収容を一刻も早く解くことを要求します。


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by p-dragon | 2019-01-07 11:08 | 個人のケース(証言・抗議)  

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