豆知識②-入管に収容されているのはどんな人?

〇入管に収容されているのはどんな人?

現在、東京入国管理局には約700人の外国人が収容されていると言われています。
では、どのような人たちが収容されているでしょうか。

入管法では収容できる人を下記のように定めています。

・収容令書が出ている人
・退去強制令書が出ている人

具体的な例を挙げると、

・正規の方法で入国しなかったいわゆる「不法入国」の人
・在留資格が過ぎても滞在しているオーバーステイ(超過滞在)の人
・資格外活動を行った人(留学で来たのにスナックでアルバイトしたなど)
・在留資格を取り消された人などです。


〇様々な事情や背景を持つ外国人

しかし、一口に「不法入国」や「超過滞在」といっても、それぞれの人が持つ事情や背景は様々です。
例としては、

・難民申請中の人
・日本人と結婚したがまだ在留資格が得られていない人
・日本で生まれたが両親が外国籍だったため、生まれたときからオーバーステイとなっている子ども
・幼少の頃に両親に連れられて来日しオーバーステイとなっている子ども
・仮放免延長のために定期的に入管の指定した日に出頭し所在を明らかにしている人

などが挙げられます。

また、赤ちゃんや幼児、その保護者、年配者、病気の人、妊娠中の人については、人道的な観点から見て収容するべきではないといえます。


〇非人道的な全件収容主義

しかし、入管では「全件収容主義」をとっており、「退去強制事由がある人については全員収容するべきである」という解釈をしています。
そのため、配慮すべき人、収容するべきではない人までも収容してしまうのです。


〇更に非人道的な無期限の収容

更に、退去強制令書が出ている人を収容した場合、「送還が可能な時まで収容が可能」とされています。
つまり強制送還、もしくは収容者本人が諦めて自主的に出国する時まで、入管側で無制限に収容期間を延長できるのです。

いつになれば解放されるか分からないこの無期限の収容は、収容された人にとって大変な精神的苦痛となります。加えて収容所内の職員による冷酷な対応や、劣悪な環境によって、ストレスに耐え切れず収容所内で自殺を図る人もいます。


〇家族の分断

また、家族を分断しての収容も頻繁に行われています。
父親だけ、もしくは両親だけを収容し、子どもだけは仮放免を認めるといったことを入管は平然と行います。
家族を分断し、残された家族を精神的にも経済的にも追い詰めるこのようなやり方は、非人道的な行いとしか言いようがありません。
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# by p-dragon | 2010-02-13 01:09 | 基本情報  

自殺:収容中のブラジル人男性 茨城の入管施設

入国管理局という所は外国人の自殺者が後を絶たない。
外部から中が見えないのをいい事に、入管は何をしているかわかったものではない。
今回の件は事情がまだ明らかになっていないが、次々と自殺者を出す施設など十分、問題がある。
もっと外からの監視の目が必要だ。


自殺:収容中のブラジル人男性 茨城の入管施設
2010年2月9日 19時52分

 東日本入国管理センター(茨城県牛久市)は9日、収容中のブラジル人男性(25)が首をつって自殺したと発表した。男性は退去強制の処分を受け、昨年11月20日から収容されていた。遺書は確認されていない。

 センターによると、8日午前0時前、男性が居室ベッドにごみ袋を帯状にしてくくり付け、首をつっているのを同室の収容者が見つけた。男性は病院に運ばれたが、9日午前1時39分に死亡が確認された。

 男性から悩みや苦情の訴えは聞いていなかったといい、センターの木村広希総務課長は「ごみ袋を使うことは全く予期していなかった。再発防止に努めたい」とコメントした。【橋口正】

http://mainichi.jp/select/today/news/20100210k0000m040052000c.html
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# by p-dragon | 2010-02-10 23:30 | 入管内からの声  

豆知識①-入国管理局(にゅうこくかんりきょく-Immigration Bureau)

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入国管理局(にゅうこくかんりきょく-Immigration Bureau)

入出国の管理、外国人の在留資格、難民の認定などの事務を行う、法務省管轄の部局。しばしば「入管(にゅうかん)」と略される。
地方には東京入国管理局など地方入国管理局が置かれ、さらに支局・出張所などが置かれている。
外国人や日本人の出入国審査をはじめ、日本に在留する外国人の管理、外国人の退去強制手続き、難民の認定及び外国人登録に関する事務を行っている。

日本に暮らす外国人は、ほとんどの人が「入管に行くのは気が重い」と言います。理由を尋ねると「入管職員の態度が非常に悪く、まるで犯罪者を扱うような目で見てくる」という答えが多く返ってきます。

これから、私たちが聞き取りをするなどして集めた声を、少しづつでも皆さんにご紹介していければと思います。

画像:「ルールを守って国際化」入国管理局が掲げるキャッチフレーズ
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# by p-dragon | 2010-02-07 23:17 | 基本情報  

収容者からの手紙

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ここでは何が起こっても何も変わらない。
もう苦しくて息ができない。
体内に石が二つもあって、もの凄く痛い。
腰も痛い。
でもここでは誰も気にしてくれません。
もう私の力は無くなった。

ここで私達は動物扱いされています。
自分の最大の問題は民族の事。
でも、ここでは職員に何を言っても全然、気にもとめてもらえません。

どんなに具合が悪くても入管の医師は、私の目の中を見るだけで、なにも治療らしき事はしてくれない。
私がどんなに体の痛みを訴えても、どんなにわかってもらおうとしても、薬だけ渡される。
普通、病院という所は人がどういう病気にかかっているかを見つけて、それなりに対応するべきなんだと思う。
でも、ここでは反対に何もしてくれません。
ここで働いている医師は、薬だけ渡し、人間を精神的にも肉体的にも完全に病気にしてしまいます。
死にそうになるまで薬を飲ませる。

私の考えでは、これは単なる拷問です。
私達は動物と同じ扱いを受けています。私はそのうち死んでしまうかもしれません、この人達の手で。
こんな事をやっておいて自分達は偉いと思っているようです。
どこの国でもこんな事やっていい法律はないはず。
もしかしてこの人達は上から命令を受けてやっているのかもしれない。
でも私の考えでは、これは単なる金もうけではないかと思います。
だから目的の為にこういうやりかたをしている可能性が高い。

もうこういう事は止めてほしいです。
薬で拷問はもう嫌です。
私が難民申請をしたから、こんな酷い事するのですか?
なんでもかんでも私達に酷い事をする、いったい何を考えているのですか?
こんな辛い事をペンではとても伝えきれない。
大きな声をあげて人々に伝えたい。
何も権利を与えない、法律もない。
もう何もかもわからない。

ただ、私が考える事は、難民申請している人は、実は日本征服を企んでいる人達だと入管は思っているようです、私達を敵として見ています。
私はただ、母国から自分の身を守る為に難民申請をしました。
でも職員はなんとしても認めたくないのですね。

このイジメは、この拷問はいつまで続くのでしょうか。
動物扱いはいつまで続くのでしょうか。
いつ終わるかわからないけど、もう最後にしてほしい。
まるで足で踏み潰されているような感じです。

私は難民としてこの国へ逃れてきました。
世界の何処でも法律はあって、守らなければいけない。
日本も難民条約にサインをしたのだから守るべきです。
私は拷問をされる為に日本へ来たんじゃない。
助けを求めて来たのに。
私の望みはただ人間らしく生きていく事です。
私はわざわざ遠くからここへやって来ました。
自分の大切なものを何でもかんでも置いて、この国で難民申請したのです。

こんな酷い国、世界の何処にもない。
私達の痛み、この感情は鉄格子と狭い壁に挟まれて、誰にも聞こえない。
夜は眠れない。
頭の中で色々な声が聞こえて、気が付いたら朝になる。
トルコで軍隊に入っていた時と同じ気持ちだ。
                   
                   メンデレス・バリバイ
                    
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# by p-dragon | 2010-02-07 00:09 | 入管内からの声  

第3回抗議・激励行動無事終了。

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行動も3度目となり、少しずつ入管に来る外国人達に、私達の存在が広まりつつあるようです。

様々な事情で入管まで足を運ぶ人達が私達に声をかけて、自分の境遇などを涙ながらに教えてくれたりします。

今回はとにかく収容所からの声が強く聞こえてきました。

激励の声が届いた様で、遥か上の階から、それに答える収容者達の声が、かなり多くの人達の声が聞こえてきました。

中でも聞こえたのが

「ここから出してくださーい!」

という言葉でした。私達に向けてか入管に向けてかはわかりませんが、こんなにはっきり声が聞こえるとは驚きました。

上からのたくさんの声や口笛はしばらく続き、こんなに遠く離れているのに、この時だけは収容されてる友人達と一体になれたような気がします。

この後、収容所の公衆電話から

「凄く声が聞こえた、俺達もいっぱい声出したよ」

と収容されているクルドの友人からお礼の電話を頂きました。

私達の行動で少しでも元気になってもらえれば、本当に嬉しく思います。

Ourplanet-TVの取材が入りました。
ありがたいかぎりです。

「入国管理局の外国人への非人道的対応に反対!」

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# by p-dragon | 2010-02-06 05:35 | アクション報告  

第3回抗議・激励行動やります!!

【東京入国管理局への抗議・収容者への激励アクション呼びかけ 】
2010年2月5日(金)
11:00 品川駅港南口(東口)前集合 その後、バスで品川入国管理局前へ移動
12:00~13:00 入管前アクション 
その後、品川駅前で情宣

品川に入国管理局があるのをご存じでしょうか?
私たちは入国管理局内で行われている、収容者への非人道的な待遇に反対しています。
入管前での抗議行動は今回で3回目を迎えます。入管の外から激励の声を上げ、収容されている人たちを
元気付けましょう!
また、入管職員に対し、収容施設内で行われていることを外部から見ている人たちがいること、
そして、収容者への非人道的な扱いを改めるよう訴えましょう!
入管問題について書いたチラシも配布していますので、ぜひお受け取り下さい。

                              SYI(収容者友人有志一同)


SYI(収容者友人有志一同)blog Pinkydragon(ピンキードラゴン)
URL   http://pinkydra.exblog.jp/
連絡先 freeimmigrants★yahoo.co.jp(★は@に変えてください)
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# by p-dragon | 2010-01-24 02:33 | アクション・イベント