豆知識①-入国管理局(にゅうこくかんりきょく-Immigration Bureau)

e0188516_2312143.jpg


入国管理局(にゅうこくかんりきょく-Immigration Bureau)

入出国の管理、外国人の在留資格、難民の認定などの事務を行う、法務省管轄の部局。しばしば「入管(にゅうかん)」と略される。
地方には東京入国管理局など地方入国管理局が置かれ、さらに支局・出張所などが置かれている。
外国人や日本人の出入国審査をはじめ、日本に在留する外国人の管理、外国人の退去強制手続き、難民の認定及び外国人登録に関する事務を行っている。

日本に暮らす外国人は、ほとんどの人が「入管に行くのは気が重い」と言います。理由を尋ねると「入管職員の態度が非常に悪く、まるで犯罪者を扱うような目で見てくる」という答えが多く返ってきます。

これから、私たちが聞き取りをするなどして集めた声を、少しづつでも皆さんにご紹介していければと思います。

画像:「ルールを守って国際化」入国管理局が掲げるキャッチフレーズ
[PR]

# by p-dragon | 2010-02-07 23:17 | 基本情報・豆知識  

収容者からの手紙

e0188516_0285735.jpg


ここでは何が起こっても何も変わらない。
もう苦しくて息ができない。
体内に石が二つもあって、もの凄く痛い。
腰も痛い。
でもここでは誰も気にしてくれません。
もう私の力は無くなった。

ここで私達は動物扱いされています。
自分の最大の問題は民族の事。
でも、ここでは職員に何を言っても全然、気にもとめてもらえません。

どんなに具合が悪くても入管の医師は、私の目の中を見るだけで、なにも治療らしき事はしてくれない。
私がどんなに体の痛みを訴えても、どんなにわかってもらおうとしても、薬だけ渡される。
普通、病院という所は人がどういう病気にかかっているかを見つけて、それなりに対応するべきなんだと思う。
でも、ここでは反対に何もしてくれません。
ここで働いている医師は、薬だけ渡し、人間を精神的にも肉体的にも完全に病気にしてしまいます。
死にそうになるまで薬を飲ませる。

私の考えでは、これは単なる拷問です。
私達は動物と同じ扱いを受けています。私はそのうち死んでしまうかもしれません、この人達の手で。
こんな事をやっておいて自分達は偉いと思っているようです。
どこの国でもこんな事やっていい法律はないはず。
もしかしてこの人達は上から命令を受けてやっているのかもしれない。
でも私の考えでは、これは単なる金もうけではないかと思います。
だから目的の為にこういうやりかたをしている可能性が高い。

もうこういう事は止めてほしいです。
薬で拷問はもう嫌です。
私が難民申請をしたから、こんな酷い事するのですか?
なんでもかんでも私達に酷い事をする、いったい何を考えているのですか?
こんな辛い事をペンではとても伝えきれない。
大きな声をあげて人々に伝えたい。
何も権利を与えない、法律もない。
もう何もかもわからない。

ただ、私が考える事は、難民申請している人は、実は日本征服を企んでいる人達だと入管は思っているようです、私達を敵として見ています。
私はただ、母国から自分の身を守る為に難民申請をしました。
でも職員はなんとしても認めたくないのですね。

このイジメは、この拷問はいつまで続くのでしょうか。
動物扱いはいつまで続くのでしょうか。
いつ終わるかわからないけど、もう最後にしてほしい。
まるで足で踏み潰されているような感じです。

私は難民としてこの国へ逃れてきました。
世界の何処でも法律はあって、守らなければいけない。
日本も難民条約にサインをしたのだから守るべきです。
私は拷問をされる為に日本へ来たんじゃない。
助けを求めて来たのに。
私の望みはただ人間らしく生きていく事です。
私はわざわざ遠くからここへやって来ました。
自分の大切なものを何でもかんでも置いて、この国で難民申請したのです。

こんな酷い国、世界の何処にもない。
私達の痛み、この感情は鉄格子と狭い壁に挟まれて、誰にも聞こえない。
夜は眠れない。
頭の中で色々な声が聞こえて、気が付いたら朝になる。
トルコで軍隊に入っていた時と同じ気持ちだ。
                   
                   メンデレス・バリバイ
                    
[PR]

# by p-dragon | 2010-02-07 00:09 | 入管内からの声  

第3回抗議・激励行動無事終了。

e0188516_533089.jpg

e0188516_5333417.jpg


行動も3度目となり、少しずつ入管に来る外国人達に、私達の存在が広まりつつあるようです。

様々な事情で入管まで足を運ぶ人達が私達に声をかけて、自分の境遇などを涙ながらに教えてくれたりします。

今回はとにかく収容所からの声が強く聞こえてきました。

激励の声が届いた様で、遥か上の階から、それに答える収容者達の声が、かなり多くの人達の声が聞こえてきました。

中でも聞こえたのが

「ここから出してくださーい!」

という言葉でした。私達に向けてか入管に向けてかはわかりませんが、こんなにはっきり声が聞こえるとは驚きました。

上からのたくさんの声や口笛はしばらく続き、こんなに遠く離れているのに、この時だけは収容されてる友人達と一体になれたような気がします。

この後、収容所の公衆電話から

「凄く声が聞こえた、俺達もいっぱい声出したよ」

と収容されているクルドの友人からお礼の電話を頂きました。

私達の行動で少しでも元気になってもらえれば、本当に嬉しく思います。

Ourplanet-TVの取材が入りました。
ありがたいかぎりです。

「入国管理局の外国人への非人道的対応に反対!」

[PR]

# by p-dragon | 2010-02-06 05:35 | アクション報告  

第3回抗議・激励行動やります!!

【東京入国管理局への抗議・収容者への激励アクション呼びかけ 】
2010年2月5日(金)
11:00 品川駅港南口(東口)前集合 その後、バスで品川入国管理局前へ移動
12:00~13:00 入管前アクション 
その後、品川駅前で情宣

品川に入国管理局があるのをご存じでしょうか?
私たちは入国管理局内で行われている、収容者への非人道的な待遇に反対しています。
入管前での抗議行動は今回で3回目を迎えます。入管の外から激励の声を上げ、収容されている人たちを
元気付けましょう!
また、入管職員に対し、収容施設内で行われていることを外部から見ている人たちがいること、
そして、収容者への非人道的な扱いを改めるよう訴えましょう!
入管問題について書いたチラシも配布していますので、ぜひお受け取り下さい。

                              SYI(収容者友人有志一同)


SYI(収容者友人有志一同)blog Pinkydragon(ピンキードラゴン)
URL   http://pinkydra.exblog.jp/
連絡先 freeimmigrants★yahoo.co.jp(★は@に変えてください)
[PR]

# by p-dragon | 2010-01-24 02:33 | アクション・イベント  

入国管理局の実態についての参考文書

10年以上前は入管職員の外国人に対する暴力は想像を絶するものでした。
収容した外国人を大勢でリンチをして大けがをさせたり、女性に対するセクハラ、レイプなども行われていたと言われています。
外国人が立場の弱いのに付け込み、職員はやりたい放題という人として非常に許しがたいものです。日本にもアウシュビッツ、グアンタナモ、アブグレイブ刑務所があると言っても決して大袈裟ではありません。

最近は外国人への支援者も増えたり、非道な行いが世間に少しづつ、明るみになったのもあり、直接の暴力まではなくなってきたようではあります。
しかし、決して収容者に対する待遇が改善されたとは、とても言い切れません。
罪の無い外国人を犯罪者扱いして強制収容する事体がそもそも人権侵害としか言いようがありませんが、相手の自尊心を傷つける言葉の暴力。収容者の言い分には一切、耳を傾けようとしない。何を聞いても嘘と決めつける。病気になっても病院に連れて行かない。何の説明も受けず、訳のわからない薬だけ飲まされる。職員に「先生」と呼ばせる。逆らえは即、狭くて汚い懲罰房へ連れて行かれる。
母国に帰れば命の危険がある難民に対しても「早く、母国へ帰れ」と追い返そうとする。
言いだしたらキリがないほど、入管の行いは人道に反しています。

これから徐々に、入管の情報をこのブログにあげて行こうと思います。
下記は入管に対しての実態が記されている本です。ご参考までに。

~参考文書~
入管問題調査会 『密室の人権侵害 入国管理局収容施設の実態』 現代人文社 1996
入管問題調査会 『入管収容施設 スウェーデン、オーストリア、連合王国、そして日本』 現代人文社 2002
アリ・ジャン 『母さん、ぼくは生きてます』 マガジンハウス 2004
クルド人難民二家族を支援する会 『難民を追い詰める国 クルド難民座り込みが訴えたもの』 緑風出版 2005
土井香苗 『“ようこそ”と言える日本へ 弁護士として外国人とともに歩む』 岩波書店 2005 
難民受け入れのあり方を考えるネットワーク準備会 『難民鎖国 日本を変えよう! 日本の難民政策FAQ』 現代人文社 2002
「壁の涙」製作実行委員会 『壁の涙 法務省「外国人収容所」の実態』 現代企画室 2007
雨宮剛/エルダル・ドーガン 『私の人生、これなに?在日難民達の証言』 自主出版 2006
[PR]

# by p-dragon | 2010-01-20 23:55 | 基本情報・豆知識  

声は届いた!

入管前アクションでは収容されている人達に、私達の激励の声が確かに届いたようです!
収容されている人達も、一体となり、下にいる私達に届くよう大声を挙げたという。

何処からともなく聞こえてきた「おー!」「そうだー!」という声は、9階や8階に閉じ込められている
彼らの声だった。

窓からバナーも見えたそうです。

「嬉しかった、ありがとう」

後日、面会した時、友人にそう言われました。
[PR]

# by p-dragon | 2010-01-06 23:25 | アクション報告