8.23「入管前納涼祭」での申し入れ報告


さきの報告記事にもあるように、8.23「入管前納涼祭」のさい、品川入管への申し入れをおこないました(対応したのは総務課のトミヤマ、オザキ)。

まず、SYI・5つの要求を知ってもらおうと、申し入れを行いました。ただし、これについては、回答をもとめていません。入管職員は「わたしたちは法律にのっとった措置をおこなっているだけだ」と言いながら平然と人権侵害をおこなっているので、権利にかんする発想が根本的にズレています(たとえば牛久入管での申し入れ時のやりとり)。よって、これらの要求を全入管職員に読ませレポートを書かせろ、とだけ言っておきました。

また、ことし3月22日に起きた、不当にも強制送還されたガーナ国籍のスラジュさんの死亡事件についも、質問をおこないました。

この件については、スラジュさんの妻と支援者(APFS)が、かれの死の原因と責任についての究明を入管と千葉県警にもとめており、6月28日には刑事告訴もおこなっています(APFSブログ)。しかし、これにたいする誠実な回答はいまだなされていません。

この件にかんする責任の究明が進んでいるのかどうかという質問にたいして、対応したトミヤマは「警察の捜査に全面協力している」の一点張りでした。一般論として「入国管理のための公務の最中に人命が失われた」ことの責任を、入管としてはどう考えているのかと聞いても、同じ答えのくり返し。公務中における人命の損失について、入管は独自には責任を調査する気がない、つまり、同じようなことの再発防止を講じようとすらしていないわけです。これには、怒りを通りこして心底あきれました。

入管に自浄能力はありません。これを放っておいたままでは、今後も第二、第三のスラジュさんが作り出されつづけるでしょう。戦後ずっと、入管は在日朝鮮人・韓国人、在日中国(台湾)人の弾圧機関でありつづけましたし、ほかの国からの労働者が流入するようになってからも、おなじように非人道的な拉致、監禁をもって対応し、多くの外国籍者の健康や生命をうばってきました。それは2010年のいまもかわっていないのです。
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# by P-dragon | 2010-08-28 11:14 | アクション報告  

入管前納涼祭

さすがに8月に、昼間からの行動は暑くて大変。
そんな訳で今回は夕方からの行動です。

16時にSYI代表者3名が品川入管の総務課に申し入れをしました。
申し入れの詳しい報告は後になりますが、とにかく対応は酷いものでした。

申し入れの後、メンバー皆で収容者への激励行動をやりました。

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そして公園に向かい、本番に向けての準備です。
人文字といっても高度な文字を作るのは少し難易なので、今回は万国共通のマーク「ハート❤」に色々な想いをこめて作りました。
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お酒を飲みながら、バンド演奏、自己紹介タイム、花火などをやって今回集まった人たちと楽しく交流を深めました。

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収容されている人たちに、皆で心をこめたハートは見えたでしょうか?
入管により遠く引き離されたとしても、心はひとつですよ。

ちなみに納涼祭が終わった後は皆、泥だらけになっていました。
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# by p-dragon | 2010-08-25 01:20 | アクション報告  

SYI第8回行動「入管前納涼祭」

SYI第8回行動「入管前納涼祭」

8月に入り、ますます暑い日が続きますね。
なので今回は少し趣旨を変えて、入管行動を夜にします。
入管の近くの公園で、浴衣を着て、お酒を飲んだり踊ったりしながら多国籍な交流を深めたいと思います。
ライブ演奏などもありますよ。

そして公園から入管に収容されている人たちに見える様に人文字キャンドルで応援のメッセージを送りましょう。
たくさんのローソクを使うので、みなさんの協力が必要です。

みんなで力を合わせて応援メッセージを完成させましょう。

8月23日(月)18時集合 雨天中止(雨の場合9月6日に変更します)
場所:会場 品川北ふ頭公園
 JR品川駅 東口 都バス[品99](品川埠頭循環)乗車7分
「港南大橋東詰」バス停下車、道路をわたってすぐ(ポートマート裏 入管の近く)
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.37.38.435&el=139.45.31.406&fi=1&skey=%b9%c1%c6%ee%c2%e7%b6%b6%c5%ec%b5%cd&pref=%c5%ec%b5%fe&a mp;a mp;kind

飲食持ち込み歓迎。カンパも大歓迎。
できるだけ浴衣、甚平などの夏っぽい恰好でいらしてください。 


SYI(収容者友人有志一同)
http://pinkydra.exblog.jp/
連絡先:freeimmigrants@yahoo.co.jp
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# by p-dragon | 2010-08-07 00:31 | アクション・イベント  

入管の「取り押さえ」でまた人命が失われる(関空)

27日付のニュースです。
入管の「取り押さえ」でまた人命が失われました。

たとえ死因が「不明」であるとしても、これがたとえば日本国籍者なら、殺人か、少なくとも業務上過失致死のうたがいで、警察の捜査が入るはず。
しかしそういう知らせはまったくなく、しかも報道がされたのも事件の2日後。
そういう調査すらなされない入管、そしてそれを許している警察をふくめた諸機関、そして日本社会の報道と言論、これはいったい何なのでしょうか。

***

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100727ddlk27040417000c.html

男性死亡:入国審査中に逃走、取り押さえた後--関空 /大阪

 25日午後10時半ごろ、関西国際空港の入国審査事務室で、事情を聴かれていたベルギー国籍の男性(55)が部屋から逃走した。十数メートル走ったところで、入国管理局職員や府警関西空港署員ら約7人が取り押さえたが、男性は間もなく意識不明になり、約1時間後に搬送された病院で死亡した。

 同署の調べでは、男性は23日にガーナを出国し、午後5時50分ごろ、ドバイ発のエミレーツ航空便で関空に到着。入管職員が英語で入国目的や国内の連絡先を訪ねてもはっきり答えなかったため、審査事務室に誘導した。【林田七恵】
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# by P-dragon | 2010-07-29 02:14 | 声明・情報・考察  

SYI について


かな / IN ENGLISH

SYI(収容者友人有志一同)は、品川の東京入国管理局における収容者への非人道的な待遇、およびこの国の入国管理システム全般に対して、抗議する有志グループです。おもに三つの目的で抗議をしています。

1.収容されている人たちに、外から激励の声を届けること。収容者たちは、自分たちがこの国では誰からも省みられない存在なのだと感じることで、からだやこころの健康をすり減らしていってしまいます。なによりまず、かれらの存在を無視してはいない、そして無視する制度には反対する、というメッセージを届けたいというのが、わたしたちの思いです。

2.入管職員に対し「警告」すること。つまり、収容施設内で行われているのは本当にひどいことなのだと、そしてそれを外部から見ている人たちがいるのだと、実際に入管システムにたずさわっている人びとに伝えることです。

3.入国管理局というところで何が行われているのかを、少しでも多くの人にきちんと知ってもらうということ。そのために、これまでは入管への抗議前後に、品川駅で情宣をしています。


SYI・5つの要求(2010年7月)

1.入国管理局ならびに法務省は、すべての難民申請者に対する現行の審査基準および慣行を全面的に見直し、難民条約の各条文の内容を厳密に反映するかたちで審査手続きを改善してください。

2.入国管理局は、収容者に職員のことを「先生」と呼ばせる慣行を廃止してください。そのために、すべての職員が職務中に名札をつけるよう義務づけてください。

3.収容者の健康をきちんと保障してください。そのためにまず、各収容施設における診療医を各施設の最大収容人数に見合う数に増やしてください。つぎに、職員と診療医との癒着を防ぐために、収容者への診療を第三者の医療機関に委任してください。また、健康状態が一定期間(たとえば7日間)回復しない収容者は釈放してください。

4.各収容施設の収容環境や処遇実態が、だれがみても収容者の人権に配慮したものとなるよう、根本から改めてください(実際に収容された人々は、まるで刑務所なみか、それ以上にひどい環境だと訴えています)。そのために、民間による収容施設への見学、取材、調査を受け入れ、収容者への待遇をオープンにしてください。

5.入国「管理」の業務を超える有形力の使用を入国管理局が(少なくとも独自に)行うことを禁じるよう、入管法を改定することをわたしたちは日本国に求めます。国境をまたぐ人間の移動のたんなる「管理」を超えること、すなわち収容や強制送還などの強制力を伴う措置を、入国管理局が独自に行うことを許している、現行の日本の法制度そのものが問題です。
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# by P-dragon | 2010-07-22 00:18 | SYIとは / What is SYI?  

SYI について (かな)


かんじ / IN ENGLISH

SYI (しゅうようしゃ ゆうじん ゆうし いちどう) は、しながわの とうきょう にゅうこく かんりきょく における しゅうようしへの ひ じんどうてきな たいぐう、および このくにの にゅうこく かんり しすてむ ぜんぱんに たいして、こうぎする ゆうし ぐるーぷ です。おもに みっつの もくてきで こうぎを しています。

1.しゅうよう されている ひとたちに、そとから げきれいの こえを とどける こと。しゅうようしゃ たちは、じぶんたちが このくにでは だれからも かえりみられない そんざい なのだと かんじることで、からだや こころの けんこうを すりへらして いって しまいます。なにより まず、かれらの そんざいを むし しては いない、そして むしする せいどには はんたいする、という めっせーじを とどけたい というのが、わたしたちの おもいです。

2.にゅうかん (にゅうこく かんりきょく) にたいし 「けいこく」 すること。つまり、しゅうよう しせつ のなかで おこなわれて いるのは ほんとうに ひどいこと なのだと、そして それを がいぶから みている ひとたちが いるのだと、じっさいに にゅうかん しすてむに たずさわっている ひとびとに つたえる ことです。

3.にゅうこく かんりきょく という ところで なにが おこなわれて いるのかを、すこしでも おおくの ひとに きちんと しってもらう ということ。そのために、にゅうかんへの こうぎ ぜんごに、しながわえきで じょうせん (せんでん) をしています。

SYI 5つの ようきゅう (2010 ねん 7 がつ より)

1.にゅうこく かんりきょく ならびに ほうむしょう は、すべての なんみん しんせいしゃに たいする げんこうの しんさきじゅん および かんこうを ぜんめんてきに みなおし、なんみん じょうやくの じょうぶんの ないようを げんみつに はんえいする かたちで しんさ てつづきを かいぜん してください。

2.にゅうこく かんりきょくは、しゅうようしゃに しょくいんの ことを 「せんせい」 と よばせる かんこうを はいし してください。そのために、すべての しょくいんが しょくむちゅうに なふだを つけるよう ぎむづけて ください。

3.しゅうようしゃの けんこうを きちんと ほしょう してください。そのために まず、それぞれの しゅうよう しせつに おける しんりょうい (いしゃ) を それぞれの しせつの さいだい しゅうよう にんずうに みあうかずに ふやして ください。つぎに、しょくいんと いしゃとの ゆちゃくを ふせぐ ために、しゅうようしゃへの しんりょうを だいさんしゃの いりょうきかんに いにん してください。また、けんこう じょうたいが いっていきかん (たとえば7にち) かいふくしない しゅうようしゃは しゃくほう してください。

4.しゅうよう しせつの かんきょうや しょぐう じったいが、だれが みても しゅうようしゃの じんけんに はいりょした ものと なるよう、こんぽんから あらためて ください (じっさいに しゅうよう された ひとびとは、まるで けいむしょ なみか、それいじょうに ひどい かんきょうだと うったえています)。そのために、みんかんによる しゅうよう しせつへの けんがく、しゅざい、ちょうさを うけいれ、しゅうようしゃへの たいぐうを おーぷんに してください。

5.にゅうこく 「かんり」 の ぎょうむを こえる ゆうけいりょく (ぼうりょく) の しようを にゅうこく かんりきょくが (すくなくとも どくじに) おこなう ことを きんじる よう、にゅうこく かんり ほうを かいてい することを わたしたちは にほん こくに もとめます。こっきょうを またぐ にんげんの いどうの たんなる 「かんり」 を こえる こと、すなわち しゅうようや きょうせい そうかん などの きょうせいりょくを ともなう そちを、にゅうこく かんりきょくが どくじに おこなう ことを ゆるしている、げんこうの にほんの ほうせいど そのものが もんだい です。
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# by P-dragon | 2010-07-22 00:15 | SYIとは / What is SYI?