賛同人一覧です。

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かぞくをかえして!ともだちをかえして!入管の人権侵害に反対するデモ+入管への5つの要求にご賛同を!

GIVE BACK Our Family/Friends! Demonstration against Immigration Bureau

6月20日現在。賛同はまだまだ募集しております。

《賛同人》 ~現在77名~

青柳行信(難民を支える会福岡・事務局長)/ あべ・やすし / いいのあゆみ(フリータ―全般労働組合)/ 井形和正 / 池田香代子(翻訳家)/ 伊藤一/ 井上武史(メインストリーム協会)/ 入江公康 (大学非常勤講師)/ 上野さとし(人権団体職員)/ 魚住公成(ポレポレ佐倉)/ うらきよみ(jim-net会員)/ 梅村英美 / 呉世宗(東京大学)/ おおき せいこ(明日も晴れー大木晴子のページ)/ 大熊ワタル(音楽ほか)/ 王戴( 民主中国陣線日本支部理事兼事務局長)/ 岡井友穂(カタライザー)/ 大富亮(画家、チェチェンニュース)/織田朝日 / 柏崎正憲 /片岡佑介(大学院生)/ かとこ(会社員)/北島教行(フリーター全般労働組合) / 金明秀(社会学者)/ 神原慧 / 児玉晃一 / 小塚太(ピースネット)/ コノウラミツタカ(撮りサヨ)/ 斉藤一清(ミーダーン<パレスチナ・対話のための広場>)/ 桜井大子(反天皇制運動連絡会)/ 渋谷望(千葉大学教員)/ 嶋田頼一(無職)/ 清水晶子(東京大学大学院 准教授)/鈴木涼(会社員)/ 杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)/ 周香織(難民支援者)/ 首藤久美子 / 攝津正(無職)/ 園良太 / 大平正巳(自由と生存の家実行委員会/代表)/ 田野新一(フリーター全般労働組合共同代表)/ 常野雄次郎(フリーター)/ 津村洋(数理哲学者)/ 出口綾子 / ながい・のぶかず / 永野潤 / 長島順子 / 中村利也(戦争と治安管理に反対する中野共同行動)/ 流広志 / 萩谷海(San Francisco State University)/ 長谷川弘美 (市議会議員)/ 浜邦彦(早稲田大学教員)/ 林田力(『東急不動産だまし売り裁判』著者)/ 原田成人(会社員)/ ヒデヨヴィッチ上杉(バンドマン(ジェロニモレーベル))/ 藤崎剛人 / 古屋寛生(あすじゃ京都)/ 許 昌司/ 細谷悠生(アルバイト)/ 堀あきこ / 堀真悟(早稲田大学文化構想学部四年)/ まつき(元牛久市史編さん専門員)/ 松田一樹 / 三浦仁士(フリーター全般労働組合)/ 三橋泉 / 三好清二 / 茂木遊(戦争と治安管理に反対する中野共同行動)/ 森田一成(ジュマと歩む会)/ 八木孝三 / 柳田勝英(ルポライター)/ 八幡博己/ 山田 明伸(医師) / 横山雄一(契約社員) / 吉田裕(大学院生)/ わったん(フリーター全般労働組合)/ 非公開2名 


《賛同団体》 ~現在13団体~

NGO人権・正義と平和連帯フォーラム・福岡/ 牛久入管収容所問題を考える会/ カトリック福岡正義と平和協議会/ 関東「障害者」解放委員会/ チェチェンニュース編集室/ 難民を支える会・福岡/ 難民を支援し連帯する会/ ひきこもり九条の会/ ヘイトスピーチに反対する会/ 南埼玉ちきゅうじん会議/ 民主中国陣線日本支部/ RAGE&FOOTBALLCOLLECTIVE/ RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
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# by p-dragon | 2010-06-06 00:52  

牛久入管、ハンスト参加者のひとりを懲罰房に監禁

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かぞくをかえして!ともだちをかえして!入管の人権侵害に反対するデモ+入管への5つの要求にご賛同を!
GIVE BACK Our Family/Friends! Demonstration against Immigration Bureau

***

牛久ハンストは5月21日に終わったが、その抗議者のひとり(仮にAさんとする)が25日約48時間、隔離房(事実上の懲罰房)に閉じ込められたという情報を受け、わたしたちは6月2日、牛久入管センターにふたたび抗議を申し入れた。


まず、懲罰房入りの理由がおかしい。牛久入管がAさんに言った理由は、第一に、5月の6日、7日、21日に、所内規定どおりにごご4時半に部屋に戻っていなかったこと。第二に、24日の夜に閉め切られていた換気窓を開けるよう申し入れるなかで、Aさんが職員を「脅した」こと。

この第二の理由は認めがたい。その日は暑かったが、通気窓が開いていなかった。その窓は高い位置にあり鉄格子もついているので、空いていたところで脱走は不可能。空調もつかず窓も閉め切られているので、寝ることもできずにいたAさんら収容者は、通気窓を開けるよう訴えたという。しかし職員は、その場では判断できないと受け付けない。それまでハンストも含めてさまざまな形で要求を続けてきたのに、こうもないがしろにされ続けることで、Aさんらの怒りは強かっただろう。ただ、暴力に訴えてはいない。決然と言葉で、部屋の暑さが耐え切れないことを訴えたという。それを入管は「脅し」としたのだ。

そして第一の理由は、とんでもないあとづけである。これらの日には、Aさんは同じブロックの全員と、所内での処遇改善を訴えるために、処遇部門の上役に申し入れをしていたという。その申し入れが、入管側の都合でごご4時半以降になっただけのことだ。つまり「所内規定」を破らせたのは処遇部門の上役なのだ。


次に、入管職員の対応がおかしい。こちらの抗議申し入れを受け付けた職員は、総務課の山岡、処遇部門の吉田、神田と名乗った。以上の二つの懲罰理由がおかしい、納得のいく説明を、と申し入れたところ。「公務で守秘義務があるから答えられない」と吉田が応答した。要するに、言っていたのは次のことだけだ。わたしたちがAさんから聞いた話は、あくまでかれの観点、またはわたしたちがそう理解したことであって、事実ではない。しかし事実が何であるかは説明できない」ということ。

そもそも「公務」だから「秘密」という話がおかしい。逆だ。むしろ公務なら、それが法にもとづいて行われているかどうか、説明の義務があるはずだ。Aさんの個人情報という問題でもない。Aさん自身が伝えられた懲罰理由を公表しているし、またそれへの不服申立もしている。こんな不誠実が、不誠実とも認識されずまかりとおる入管とは何なのか。


そして極めつけは、入管職員たちの人間観というか、基本的なものの考えかたがおかしい。かれらは、自分たちは口で何と言おうと、被収容者を対等な人間として見ていない。Aさんの件は別として、暑いから通気窓を開けろという収容者の願いを、何の法的根拠があってその場ですぐに受け入れないのかと聞いた。すると「公務なのに、現場の職員に判断を任せたら、窓を開けたり開けなかったりが恣意的になる」し、それに「暑いと思う人と暑いと思わない人がいるかもしれないから、判断は客観的に行わねばならない」といった答えが返ってきた。

なぜこれほど基本的なところから考えが捻じ曲がっているのか。人間が人間的に暮らすために、この場合は体の健康を自分の意志で管理するために、部屋が暑ければ窓を開けるということは、あまりに当然のことだ。まずはその当然の権利を、通気窓を収容者の手では開けられないようにすることで、入管はまずかれらの人権を制限し侵害している。だったら、収容者たちが自分で窓の開閉ができない以上、「暑いから開けろ」と言われたらその時点で、職員に断るという選択肢はない。入管職員は何様のつもりなのだろうか。(そもそも収容者に「先生」と呼ばせていること自体が、入管職員の歪んだ人間観を反映している。あるいは、そういう処遇慣例や規則のせいで、どんな職員であれ人間観が歪んでいく。)

入国管理局とは、人の国境を越えた移動を制限する機関(それ自体にわたしたちは問題提起しているが、いまはそれは措く)であって、懲罰機関でも何でもないのだから、人の移動の権利以上のものを侵害してはならないはずだ。なぜここまでに、収容者の意志と権利への侵害がまかりとおっているのか。
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# by P-dragon | 2010-06-03 13:33 | 入管内からの声  

かぞくをかえして!ともだちをかえして!入管の人権侵害に反対するデモ+入管への5つの要求にご賛同を!


かぞくをかえして! ともだちをかえして! 入管の人権侵害に反対するデモ
English

2010年6月20日(日)
集合 代々木公園・ケヤキ並木(JR原宿駅徒歩5~10分)
  14:00 集会、アピール交換
   15:00 デモ出発(原宿・渋谷をめぐり、国連大学前を通ります)
主催 SYI (収容者友人有志一同)

★ 世界難民の日、日本入管・政府の外国人差別にNOをうったえましょう!
★ 入管行政のここが人権侵害だ! 抗議声明への賛同者・賛同団体を幅広く募集します。
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《デモよびかけ》

 6月20日は世界難民デー。世界じゅうには、経済的または政治的な理由による難民が1000万人以上いると言われています。そのような難民の保護と援助について世界的な関心を高めるために、この日は制定されたそうです。

 ところで、難民とはどこか遠い国の問題ではありません。日本は移民・難民行政についてとても大きな問題をかかえています。ほとんどすべての難民申請は、たいした審査もなしに却下されます。さらには入国管理局が、難民申請中の人でさえおかまいなしに恣意的な収容を行います。ひとたび収容されれば、人権がまったく配慮されない環境のなかに、何ヶ月でも何年でも監禁され続けるでしょう。職業などを求めてやってくる難民以外の外国人も、同じようにあつかわれます。出身国での迫害から逃げてきた難民には、帰る場所などありません。また、たとえ難民の場合でなくとも、非人道的な収容環境それ自体が大きな問題です。収容のあいだに心身の健康を損ない、けがをし、ときには命を失うことすらあるのです。

 いつ解放されるとも知れず収容されている外国人の家族は、入管に対してこう訴えています。「かぞくをかえして!」と。わたしたちもこう叫びます。「ともだちをかえして!」と。日本人のみなさん、入国管理局でいったい何が行われているのかを正しく知ってください。こんな非人道的な入管行政を許し続けている日本人の責任について、この日によく考えてみてください。そしてわたしたちは、ともに声を挙げてくれる人を歓迎します。


《入管への5つの要求に賛同してくれる方・団体を募集します》

以下は、法務省および入国管理局に対するわたしたちの要求です。
この要求内容に賛同してくれる個人・団体を募集します。(デモに参加できない方でもOK)

賛同の連絡先: freeimmigrants★yahoo.co.jp (★は@に変えてください)
※ 個人のかたはお名前、(できれば)肩書きをお伝えください。
※ 賛同者・団体名はSYIブログに公開します。(個人で非公開希望のかたはその旨お知らせください)
※ 件名「入管への5つの要求に賛同します」でお願いします。


法務省および入国管理局への要求

1.すべての難民申請者に対する現行の審査基準および審査慣行を全面的に見直し、難民条約にもとづいて難民審査手続きを改善すること。

2.全国の入管収容施設におけるすべての病人や怪我人を、すぐに釈放するか適切な医療機関に診断させること。ただし、ここで言う「適切な医療機関」とは、入管専属の医師や、各入管施設が慣行として利用している外部の医療機関のことではなく、個々の被収容者ごとのかかりつけの医療機関のことである。

3.入管専属の診療医の人員数および診断の質を改善すること。そのためには、収容施設ごとの最大収容人数に見合う数の医師をつけること、また入管職員と専属医師の癒着を防ぐために、担当医師を定期的に(少なくとも年に一度)交代させることは、最低限とるべき措置である。

4.各入管施設のすべての職員は、名札をつけるなどして勤務中に名前を明らかにすること。

5.現在いわゆるオーバーステイの状態にあるすべての外国籍者に対し、日本で暮らすうえでの安定した法的資格を与えること。これは、日本政府がこれらの人々を、これまで労働力として暗黙のうちにこの社会に組み入れ、かつ課税の対象としてきたことに対してとるべき、最低限の責任である。
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# by P-dragon | 2010-05-31 00:38 | アクション・イベント  

GIVE BACK Our Family/Friends! Demonstration against Immigration Bureau


GIVE BACK Our Family/Friends! Stop Human Rights Abuses!
Demonstration against Immigration Bureau of Japan, 20 June


日本語

June 20, 2010
14:00 Gathering at Keyaki Street, Yoyogi Park (in front of NHK Hall), 10 Minute Walk from Harajuku St.
15:00 Starting Demonstration
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World Refugee Day, 20 June, is dedicated to raising awareness of the situation of refugees. There are said to be over 10 million refugees around the world.

Of course Japanese also have to do with Refugee problem since Japan signed Refugee Convention in 1981. However, Japan Ministry of Justice rejects almost all of refugee applications. And Immigration Office of Japan is horrible, heartless, and authoritarian. Officers treat refugee seekers and immigrant workers with NO regard to their human rights. Immigration Office arbitrarily take and detain anyone, even if he/she is a refugee seeker. If one is detained, he/she will be imprisoned in a small and dirty room for a very long time (there is no detention time limit!). This seriously harms detainees’ physical and mental health. Sometimes detainees even commits suicide or is killed by officers. Immigration Office of Japan does everything to keep worse the status and condition of refugee seekers and immigrant workers. But needless to say, refugees have no place to return. Even if it isn’t the case of refugees, such non-humanitarian detention system itself is a very serious problem.

Detainees’ family and friends shout to Immigration Office: GIVE BACK Our Family/Friends! Japanese must know more about what happens every day in Immigration Office, and say no to such administration of immigration in Japan. We, SYI, welcome anyone who protests against Immigration Office.


SYI’s Claim to Ministry of Justice and Immigration Office of Japan

* To totally check and reconsider the current way to officially acknowledge the detainees in terms of the Refugee Convention.

* To immediately release all sick or injured detainees or to offer to them proper medical care. "Proper medical care" is NOT that by the doctors belonging to the Immigration Office.

* To increase the number of doctors belonging to the Immigration Office and to periodically replace them in order to avoid a cozy relationship between officers and doctors.

* To make every officer wear a name tag.

* To offer overstaying immigrants the proper legal status to live in Japan


SYI (Syuyosha Yujin-yushi Ichido: Immigration Detainee's Friends)

MAIL: freeimmigrants yahoo.co.jp
WEB: http://pinkydra.exblog.jp/
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# by P-dragon | 2010-05-25 00:09 | アクション・イベント  

6.20 《かぞくをかえして! ともだちをかえして! 入管の人権侵害に反対するデモ》

牛久では、21日をもってハンストは「一時中止」となりました。
早くも仮放免者が増えてきているようで、一定の成果は出ているようです。
ただし収容者は、今後の対応が変わらなければまたハンストに入ると宣言しています。
詳しい情報はまた改めて。

さて、6月20日は世界難民の日。
この日にSYIは入管問題をひろく訴えるデモを行います。
ぜひご参加を!

↓↓↓↓


《かぞくをかえして! ともだちをかえして! 入管の人権侵害に反対するデモ》

In English

2010年6月20日(日)
集合 代々木公園・ケヤキ並木(JR原宿駅徒歩5~10分)
  14:00 集会、アピール交換
  15:00 デモ出発(原宿・渋谷をめぐり、国連大学前を通ります)
主催 SYI (収容者友人有志一同)


 6月20日は世界難民の日。世界じゅうには、経済的または政治的な理由による難民が1000万人以上いると言われています。そのような難民の保護と援助について世界的な関心を高めるために、この日は制定されたそうです。

 ところで、難民とはどこか遠い国の問題ではありません。日本は移民・難民行政についてとても大きな問題をかかえています。ほとんどすべての難民申請は、たいした審査もなしに却下されます。さらには入国管理局が、難民申請中の人でさえおかまいなしに恣意的な収容を行います。ひとたび収容されれば、人権がまったく配慮されない環境のなかに、何ヶ月でも何年でも監禁され続けるでしょう。職業などを求めてやってくる難民以外の外国人も、同じようにあつかわれます。出身国での迫害から逃げてきた難民には、帰る場所などありません。また、たとえ難民の場合でなくとも、非人道的な収容環境それ自体が大きな問題です。収容のあいだに心身の健康を損ない、けがをし、ときには命を失うことすらあるのです。

 いつ解放されるとも知れず収容されている外国人の家族は、入管に対してこう訴えています。「かぞくをかえして!」と。わたしたちもこう叫びます。「ともだちをかえして!」と。日本人のみなさん、入国管理局でいったい何が行われているのかを正しく知ってください。こんな非人道的な入管行政を許し続けている日本人の責任について、この日によく考えてみてください。そしてわたしたちは、ともに声を挙げてくれる人を歓迎します。


※ 随時、SYIブログに最新情報をアップします。


SYI (収容者友人有志一同)
MAIL: freeimmigrants★yahoo.co.jp (★は@に変えてください)
WEB: http://pinkydra.exblog.jp/
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# by P-dragon | 2010-05-22 20:22 | アクション・イベント  

【牛久ハンスト】被収容者からの手紙

以下は、SYI が牛久でハンスト中である一収容者から受け取った手紙の翻訳。
長文であるため、SYI が小見出しをつけた。

面会で手紙をうけとったときに、こうも告げられた。
「17日にふたたび会合をもちましたが、そこでは、ハンスト参加者は〔所内の〕ブロックを別にするぞ〔=ハンスト参加者と他の被収容者を隔離するぞ〕と言われました。くわえて、ハンスト参加者は全員出身国に送り返すぞ、とも脅されました。」

直後の抗議申し入れでは、山岡総務課長は「そういう話は聞いていない」などと受け答えをしていたが、いずれにせよ17日の入管職員の対応もまた、収容者の命がけの要求にたいする誠実な対応ではまったくなかったということだ。

手紙で伝えられる収容所内の実情には、あらためて絶句させられることばかり。
まだ先の見えない状況だが、収容者たちの抗議の意志表示に、入管は確実にゆさぶられている。

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↑ 牛久における不当な面会時間の短縮(ハンスト決行の翌日から!) ↑


=============

東日本入管センター 8Aブロック 被収容者より 2010年5月17日


1.収容所内の劣悪な環境
2.家族との別離、未成年者の収容
3.精神的拷問、そして自殺
4.仮放免手続きの問題
5.抗議のハンガーストライキ
6.4つの要求


 みなさまにご挨拶のほど申し上げます。わたしはいま東日本入国管理センター(茨城・牛久)に収容されている者です。 この手紙を差し上げたのは、わたしたちが入管収容所内で日々直面している問題について知っていただきたいからです。

 わたしたちが日本にやって来たのは、出身国での迫害から逃れるためです。ところが、難民資格を申請中であるにもかかわらず、わたしたちは入管に収容されてしまいました。そしてこの施設では適正な扱いを受けていません。


1.収容所内の劣悪な環境

 収容所での食事は非常に粗末なものです。冷たい米とまずいおかずが出されます。朝食には二切れのパン、かたいゆで卵、200mlのミルクまたはジュースが出され、それが毎朝続きます。昼食や夕食で出されるのは、腐りかけの魚、かたい肉、脂ぎったもの、ほんの少しのわかめが浮いているだけの塩味のスープ、といったものです。まずくて食べられないので、残す人が多くいます。少しでも食べやすくするために、スープの蒸気で他の食品が温まるようビニール袋に包んでみたら、袋は何に使われるか分からないので危険だといって、取り上げられてしまいました。そうやって、収容所内での生活を少しでも改善しようとすることさえ邪魔して、わたしたちの希望をくじくのです。

 このように栄養状態が悪いので、健康はすぐに損なわれます。収容所の医師は、きちんと診断もしないで痛み止めや抗ストレス剤をでたらめに出すだけです。ことしのはじめに、収容所内のあるブロックでは結核が流行しました。これが所内の粗末な医療環境のせいであるのは言うまでもありません。所内の空気も暑苦しくじめじめしています。まるで拷問を受けているような気分です。

 所内の施設・環境の全般が、わたしたちの生活状態を悪化させるものです。所内を自由に移動できる時間は、午前9時半から11時半と、午後1時から4時半までしかありません。それ以外は房のなかに動物のように閉じ込められたままです。房の畳は古くほこりまみれで、肌荒れや呼吸のアレルギーを起こします。寝るためには4つの毛布しか与えられないので、体が痛くなります。ロッカーや棚などまったくなく、紙袋があるだけです。ヒーターが午後10時に止まり、しかも冬だからといって毛布が追加されることはないので、冬には寒さに震えながら寝ることになります。

 所内には売店がありますが、出される食事が口に合わず、また差し入れも所内の売店で販売しているもの以外は許可されないので、売店の値段が割高な食べ物を買わされることになります。また、被収容者は文書のコピーをとるのに一枚300円も取られます。わたしは2008年から収容されていますが、そのように長期収容されていて日本に身よりもない人には、300円がどれだけ高額かお分かりでしょう。コピー一枚になぜこんなにお金がかかるのでしょうか。〔註:ただしこの段落のコピー代金300円については、収入印紙代のことかと思われる。〕


2.家族との別離、未成年者の収容

 わたしは日本に妻とたったひとりの息子がいます。わたしは2008年から収容されていますから、約2年も息子から引き離されているわけです。息子は7歳で小学二年生になりますが、わたしは息子とながらく会っていません。

 未成年者の収容も日本の入管では行われます。未成年者は社会的に保護されるべきでしょう。わたしたちのなかには、17歳で収容されたネパール出身の少年もいます。かれは約一ヶ月まえにストレスで精神状態を崩しました。不眠症になり、落ち着いていることができず、突然叫び出すようになってしまったのです。ところが、かれは医者に見てもらうどころか、独房に移送されてしまいました。こんなことが解決になるのでしょうか。これでは病状は悪くなるばかりでしょう? また、ごく最近、あるフィリピン人女性が品川入管内で心臓発作を起こして亡くなりました。こういうことが起こるのも、所内で適正な医療や診断が行われないためです。


3.精神的拷問、そして自殺

 所内では毎日のように、職員はわたしたちの精神をさいなむような扱いをします。それでわたしたちが怒り抗議すると、独房に閉じ込めるのです。これは日々少しずつ積み重ねられる拷問です。そうやって、わたしたちがこの国で平和な暮らしをかち取ろうとする意志をくじき、帰れば死ぬかもしれない出身国へと追い返そうとするのです。

 最近、わたしは所持していた睡眠薬を取り上げられました。長期の収容のせいで、それがないと眠れないのです。以後、眠れないつらい夜をすごすことになりました。その薬の所持は規則違反であるとのことで、わたしは懲罰のために独房に入れられました。テーブルもテレビもない三畳間で、監視カメラが設置されていました。トイレにはドアがないというのに、部屋の窓は開きません。壁には自殺するぞという訴えの落書きがあり、以前この部屋に移送された人の苦しみが伝わってきました。食事のときには箸さえも渡されません。こんな環境でまともな精神のまま暮らすことが誰にできるでしょうか。

 わたしはここに19ヶ月も収容されているので、最近こんなことに気づきました。所内のテレビではサイコホラーや戦争もの、暴力ものの映画がよく放映されるのです。こうしたものばかり見ていると、気がおかしくなります。数週間のサイクルで同じ映画が放映されます。平日にはBBCニュースが流されます。しかしその内容はよくわかりません。音声が英語から日本語へ、また逆へとひんぱんに入れ替わるからです。

 自殺もまた、入管内ではよくあるできごとです。Japan Times紙は、2000年から2004年までに23人が入管内で自殺してしまったと報じています〔訳者註:ここで触れられているJapan Times紙の記事は裏がとれていません〕。2009年には中国人とブラジル人が自殺しました。2010年には、すでに2月と4月に自殺者が出ており、これも報道されています。それらの自殺のほとんどは、共通の理由によるものです。かれらには家族がおり、非常に長いあいだ家族から引き離されてしまったがゆえに、それに苦しんだのです。入管政策そのものが改善されることがないかぎり、今後も自殺は起きつづけるでしょう。

 2月8日の自殺者は、ラファエル・ヨシモリというブラジル人でした。かれはすでにここ牛久に来る前に、1年半のあいだ刑務所に居ました。そのあいだにかれのビザが期限切れになったために、かれは自動的に牛久に移送されたのです。その3ヶ月後にかれは自殺しました。1年半の刑務所生活を送った人が、たった3ヶ月の入管収容所で自殺してしまったのです。入管収容所でわたしたちに加えられる精神的拷問がいかに耐えがたく危険なものか、このことがよく示しています。自殺するまえに精神を損なってしまい、医者にかからねばならない状態に陥る者さえいますが、その場合も医療を受けることはできません。


4.仮放免手続きの問題

 最悪の問題は、仮放免申請の手続きにあります。手続きの結果が出されるまでに非常に長い時間がかかります。そして許可がおりたとしても、仮放免時には50万円から300万円という大金をが身元保証金として払わねばなりません。現実上、収入がない人は収容所を出ることができないのです。

 仮放免申請者が必要なものを揃えることができれば仮放免となりますが、しかし何度目かの仮放免許可の更新のさいにふたたび身柄を拘束され収容されることがほとんどです。収容者はみな同じ経験をしています。これは日本人の犯罪者が、なにも悪いことをしていないのに再び逮捕されるということがありましょうか。なぜ難民申請者にだけこんなことを? わたしたちが出身国での迫害から逃れてここに来たことが悪いのでしょうか。みなさんが日本人でわたしたちが外国人であるからそうなるのか。これは人種差別ではないのか。


5.抗議のハンガーストライキ

 このような入管行政と被収容者への残酷な扱いに抗議して、わたしたちは今月10日にハンガーストライキを決行しました。当初の参加者は50から60人です。これは納得できる合意が達成されるまで続けます。しかし当局は、このストを中止しなければ、仮釈放が取り下げられ、しかも大村収容所(長崎)に移送されることになるぞと脅しをかけてきました。食事をとらないだけのことが何の罪で誰を傷つけているというのでしょうか。暴力的ではないかたちで自分の感情を表現する権利すらないというのでしょうか。メディアやNGOや国連に手紙を書いてはいけないとすら警告されました。なぜかれらは内部事情を隠そうとするのでしょうか。

 すぐにビザを出せとまでは言っていません。わたしたちは被収容者への公正で倫理にかなった扱いを求めてたたかっているのです。もちろん、難民申請や仮放免申請の審査も、いたずらに長期化し被収容者を苦しめることがないよう、もっと迅速に行われるべきですが。わたしたちは貴重な人生をなるべく価値あるものとしたいと思っています。出身国で迫害を受け、命を台無しにしたくはありません。

 ハンストが始まってから、いく人かの報道関係者がわたしたちを取材しようと訪ねましたが、面会は許されませんでした。わたしたちの表現の自由とメディアの報道の自由が妨げられたのです。

 一般の面会も、ストの翌日である11日から、もともと30分だったところが20分へと短縮されました。スト参加者が面会をするさいには、職員がひとり被収容者の横につくということすらなされています。ここは刑務所ではないし、わたしたちにはプライバシーや尊厳があります。真実が外に伝わることをそこまでして避けたいのでしょうか。

 ハンストの5日目には、早朝に職員が房のなかにどたどたと入り込み、わたしたちを叩き起こして連れ出し、体重を計りました。5人かそれ以上で、わたしたちひとりひとりを取り押さえながらそうしたのです。まるでわたしたちが暴れたから取り押さえているかのようでした。なぜそんなことをしたのか。体重の減少を見せつけて、ハンストを考え直させるため? まるで職員がわたしたちをおもちゃにしているようでした。さもなければ、わたしたちがもっと悪い状態に陥ることを待ち構えているかのようです。わたしたちはこのハンストを死ぬまで続けることを決心しました。このハンストは、わたしたち自身のためだけでなく、これから収容されるかもしれない人のためのたたかいでもあるのです。他の人をわたしたちと同じ目にあわせたくはありません。

 しかしながら実際、ハンストが長引くにつれて思うのは、わたしたちが決心した結果が本当に起きてしまうかもしれないということです。わたしたちはハンストを続けますが、日本の入管の人間たちにとってはわたしたちの命などたいした問題ではないということも分かっています。これまでに、遺書を書いて自殺をした人がでたときにも、入管の対応はそうでした。また、外部の医療機関で適切な治療を受けられなかったために、命を失った人もいるのです。どうか事態の改善のために、わたしたちを支援してください。最悪の結果がもたらされる前に、入管がわたしたちの状態について考え直すよう、働きかけてください。

 日本は国連に加わっています。ならば国連難民条約に従うことは当然ではありませんか。その第三条にはこうはっきりと書かれています。「締約国は、難民に対し、人種、宗教又は出身国による差別なしにこの条約を適用する」。では、わたしたちの身の上に起こっていることは一体何なのでしょうか。日本は国連の一員として自国が果たすべき役割について考え直すべきです。


6.4つの要求

 わたしたちの直面している状況について、わたしたちは4つのことを要求します。

 1. 未成年者を収容するな。

 2. 最長でも6ヶ月という限度を収容期間として設け、それ以上の収容を行うな。

 3. 仮釈放時に払う保証金額を20万円以下とし、かつ収入のないものについては保証金そのものを免除せよ。

 4. 仮釈放された者については、裁判所が難民審査の結果を出すまで、再収容を禁止せよ。

 最後に、この東日本入管センターの被収容者を代表して、この手紙を読んでくれたことに感謝します。みなさまからの支援や働きかけを望みます。もし可能であれば、面会にも来てください。どなたでも歓迎いたします。


心をこめて、
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# by P-dragon | 2010-05-20 11:18 | 入管内からの声