札幌のパネル展の完了報告

「パレスチナ連帯・札幌」を中心とした市民団体の皆さまに開催していただいた札幌でのパネル展が12日に完了したと、ご報告をいただきました。

パネル展「日本の知られざる難民・入管問題」 札幌でも!(4/1-4/12)

毎日、多くの方がじっくりと内容を読んでくださったそうです。
「知らされていなかったことに驚かされた」
「日本に住みながらこうした実態をまったく知らずに申し訳ない気持ちだ」
「怒りと恥ずかしさで胸がいっぱいになった。こんなことって許せない」
といった感想をお寄せいただき、また、
「日本の人は自国のこういう部分を知らなすぎるので、もっと知って欲しい」
と、ある在留歴の長い外国籍の方がおっしゃっていたと伺いました。

また、ある冤罪被害者の解放運動にかかわる方からは、健康を害した入管収容者を痛み止めなどで薬漬けにしてごまかしていることが、刑務所でも同じだという指摘を頂いたそうです。
日本の入管問題が、ビザのない外国人だけでなく、この社会のさまざまな部分に共通する問題を含んでいることに気づかされます。

日本の難民問題や入管問題は、国という公的機関にかかわるものであり、日本人自身が声を挙げなければ解決しないでしょう。
そして外国人の生命や権利や尊厳への侵害は、日本人のあいだで生命や権利や尊厳がないがしろにされることにも、実はつながっているのかもしれません。

最後に、ご来場いただいた皆さま、そしてなにより札幌の実行委員会のみなさま、まことにありがとうございました!

SYI(収容者友人有志一同)


※ 開催中には、北海道新聞(2日)と朝日新聞の道内版(4日)とにパネル展の紹介記事が載りました。

クリックで拡大 ↓
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パネル展の様子↓
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# by p-dragon | 2017-04-15 12:47 | アクション報告  

日本の難民・入管問題の解説(2017年版) 1

日本の難民・入管問題の解説(2017年版) 1

2017年2月のパネル展で展示したパネルを、一部白黒で公開します。
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下の画像をクリックするとPDFのデータを閲覧できます。

《目次》
いま、世界の難民は... (世界の難民受入の実態 / 難民の定義は?)
日本の難民「受け入れ」の問題 (難民条約と日本 / 自国に来る難民はかたくなに拒否)
日本の難民申請者 法的地位と生活状況 (申請時 / 申請中の生活 / 仮放免とは / 法律上、社会に存在しない人たち / 子どもの問題 / インタビュー、結果通知とその後 / 第三国へ)
”日本の” 難民問題の根幹 (厳しすぎる認定基準 / 不透明な認定基準 / 難民のさまざまな事情への無理解 / 技能実習制度の問題 / 非人道的な送還の問題)

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# by p-dragon | 2017-04-13 08:58 | 基本情報・豆知識  

4コマまんが「ある日の入管」39

本当は身分証なんて見せる必要ないのに、これが入管のやりかた。
逆らわせないように、さも決まりのように身分証を出させるという卑劣な手口。
こんなことをまかり通させてはいけない。
あんたたちのやっていることはおかしいと、毅然とした態度で言ってく人が増えると嬉しい。

クリックでかくだい。

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# by p-dragon | 2017-04-09 19:43 | 4コマまんが  

牛久入管でのベトナム人収容者の死亡事件にかんする抗議

以下は、3月25日に報道されたベトナム人収容者グエン(NGUYEN THE HUAN)さんの死亡事件を受けた、入管当局にたいする当会の抗議声明です。

あわせて 【転載】 牛久入管内からの声 ベトナム人収容者の死について もお読みください。

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​​​法務大臣 様
法務省入国管理局長 様
東日本入国管理センター所長 様

被収容者の死亡事件にかんする抗議申し入れ

 われわれSYI(収容者友人有志一同)は、入国管理局の被収容者の人権を擁護する団体として、本年3月24日に東日本入国管理センター(牛久収容所)内でベトナム国籍の被収容者が亡くなった件について、強く抗議します。

 当会が被収容者や他の支援団体からの情報で知ったところでは、本件の経緯は以下のとおりです。牛久収容所7Bブロックに収容されていたベトナム国籍のグエンさんは、3月24日夕方、居室に戻ったあと、19時頃には居室が静かになり、22時に灰皿を回収にきた職員が異常を察知して、15分後に居室で倒れているグエンさんを発見、AEDを実施。翌25日午前1時には救急隊が到着し応急処置をするも、すでに死亡していることが確認されました。彼の死因は「左椎骨動脈破裂によるくも膜下出血」だと後に判明しています(ロイター4月3日)。

 グエンさんは牛久への移送(3月10日頃)後、当初から体(とくに背中、首、胸)の強い痛みを訴えていましたが、職員は対応を拒絶し、彼を単独房に移すだけで放置しました。22日は同ブロックの被収容者までもが彼を医者に見せるよう要求しましたが、収容所内の医師は痛み止めと湿布を出すだけ。食事すら満足にとれない状態だったのに、おかゆを出してほしいという彼の願いすら職員は聞き入れませんでした。

 以上の経緯から分かるのは、グエンさんの明らかな容態悪化を当局が無視しつづけた結果、彼の尊い命が失われたということです。彼が収容されていなければ、または、もっと早く適切な医療機関に移送されていれば、おそらく命までは失わずに済んだでしょう。ところが東日本入管センター所長(北村晃彦氏)は26日、取材にたいして「現時点で処遇に問題はなかったと考えている」と回答しています。ビザのない外国人の命は粗末に扱っても構わないと考えているのでしょうか。そのような組織が税金で運営される公的機関であるのは、まったく許しがたいことであり、この国のありかたにかかわる問題です。

 したがって、わたしたちは以下を法務省入国管理局に要求します。

1.グエンさん死亡の経緯について調査し、公表すること。

2.牛久収容所の現センター長、北村晃彦氏をはじめ、グエンさんの訴えを無視したことに責任のある職員を処罰すること。

3.入管収容施設の医療環境を改善し、また外部診療の手続を柔軟化すること。

4.ビザのない外国籍者の収容をやめること。少なくとも、収容に明確な期限を設け、また期限内でも健康状態の悪化する被収容者はただちに解放すること。

2017年4月5日
SYI(収容者友人有志一同)

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# by p-dragon | 2017-04-06 10:30 | 声明・情報・考察  

【転載】 牛久入管内からの声 ベトナム人収容者の死について

以下は、牛久入管収容所問題を考える会ウェブサイトに掲載された、牛久入管(東日本入国管理センター)の収容者6名からの手紙を、画像から文字起こししたものです。3月25日に報道された、ベトナム人収容者グエン(NGUYEN THE HUAN)さんの死亡事件の経緯にかんする、同ブロックの収容者からの証言になります。

あわせて、SYIが入管当局に送った抗議声明もお読みください。

※ (  )内はSYIの注記。適宜、段落を分けた以外は、原文どおり。



 こんにちは。
 支援者たちへ!

 私は〇〇〇〇と申します。ベトナム人です。

 今日は2017_03_25日、大変のこと起きたですよ。私の7Bブロック209室に1人ベトナム人に亡くなったので、死んだの人は名前はNGUYEN-THE-HUANさんです。原因は入管に見殺しだったので死亡時間は午前1:15分に搬送されましたが本当はNGUYENさん死んだ時間はたぶん2017_03_24日午後8:00ごろでした。

 NGUYENさんと私は同じインドシナ難民です。5年前に私とNGUYENさんに横浜入管から仮放免許可されましたが、今までずっと5年間に毎月仮放免の延長していますので、今回の仮放免延長ときに、そのまま理由がなく名古屋入管に強制収容されましたが、その後品川入管に移送されて、そして品川入管から東日本入国管理センター(茨城県牛久)に来ましたですが、入所ときはNGUYENさんの体調不養(ママ)なったので、指定された9Aブロックでした。

 同室人はNGUYENさんに入ってから3~4日くらい朝から夜までずっと痛痛しい職員に呼んで診察してもらったので、熱が高いと思ったですが、診察終ってから、ブロックにチェンジなりましたので7Bブロック来て2017_03_18日土曜日18時30分くらいです。7B_209室なった。一人部屋ですので、NGUYENさんと私はもともと友だちです。

 7Bブロック来てから4日間ずっと室内一人で痛痛しい。私はNGUYENさんの室に来て様子みました。NGUYENさんは声かけたけど、何も返事してなかった。一人苦しそうな姿に見て可哀相な思いますが、その4日間に職員たち誰でも見て来なかったので、3連休明け2017_03_22日NGUYENさんの苦しそうな姿に通路出て私とNGUYENさんに卓球台上に横なってNGUYENさんと話たので、どこが痛いですか? NGUYENさんから言うと首と頭がすごく痛いですが、私たちは、すぐ職員に呼んで、NGUYENさんが痛い言ってるけど、早く医者に見てください、そのときは13:30分だったので、けっこく15:00すぎNGUYENさんに連ていったけど、医者さんはレントゲン診断と痛止めの薬を出すだけ。室に戻ってからあと担当たち一切来なかったので、それとNGUYENさんは苦しい間ずっとごはんを食べてなかったので、本人はおかゆごはんほしいに言うたので、担当にダメ言われた。

 NGUYENさんは日本語をあまり分からないし、1日乳牛を1本飲むだけ。本当に入管たちに人殺しと同じ思う。いつも私たちのウソ病気に言って思ったので、私たちは人間だから、この件が一日でも早く解決してほしいですので、命が入管にとられましたです。

 NGUYENさんに死んだ一日前の夜は本人はとっても苦しんで、担当たちに来てもらうけど、NGUYENさんの自身も分からないので、痛い痛いに叫ぶのときは、担当たちの口から言うた、静かにしろと言われましたが、NGUYENさんのことはまったく不用心なので、こんな病気が外の病院に通院させてなかったので、次の日2017_03_24日NGUYENさんが朝から痛痛しいで、夕方までも同じ痛みにさけぶを繰り返す、担当たち一人も来ないです。

 2017_03_24日の夜10時頃担当さんにライターと灰皿を回収のときに、NGUYENさん~NGUYENさん灰皿下さい。NGUYENさんはまったく反応してないので、あと、10:15分ごろ3人担当にNGUYENさんの部屋のドアをかぎあけたのしゅんかんにドアをしめたまま、逃げましたけど、しばらく夜中2017_03_25日午前1:15分再び3~4人担当にNGUYENさんの部屋のドアあけて、中入って心電図をしてますので、そのあと救急車隊員たちに来てNGUYENさんの遺体は外の通路で担架にのせて、カメラ設置された場所にNGUYENさんのしんぞうをマッサージして、そのやりがたはかたちだけ、本当はNGUYENさんが何時間前亡くなった。遺体は固まってましたが、とっても可哀相の死に方、7Bブロックは6人いますので、みんな全て分かります。

 私たちはほとんど病気人ばっかりなのにバキスタン人は1年間ごはんをまったく食べないですが、入管たちはぜんぜん心配してなかったので、私も肝ぞう病気とC型肝炎持ってますので、ここ中で診断されたなのに、C型肝炎を治したいけど、お薬下さいと願いしたけど、ここの医者さんは、ひどいの言葉を言われた、ここになおる薬はない。外に出て自分で直しなさい。入管のドクターは、どんな病気でも大丈夫と言いますので、私たちは、こんな場所に死にたくないです。これ以上、私たちにがまんできないので、NGUYENさんと同じなりたくないです。どうか、私たちにたすけて下さい。お願い致します。

 上記:のこと全て真実のことです。

署名(匿名)

2017_03_25日記
署名(匿名 ベトナム)
署名(匿名 カメルーン)
署名(匿名 パキスタン)
署名(匿名 イラン)
署名(匿名 バングラデシュ)
署名(匿名 ネパール)

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# by p-dragon | 2017-04-06 10:27 | 入管内からの声  

【速報】入管収容のベトナム人死亡 東日本センター

報道によれば、また入管収容施設で尊い人命が失われてしまいました。
事実関係を確認、調査します。

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入管収容のベトナム人死亡 東日本センター
産経ニュース 2017.3.25
http://www.sankei.com/affairs/news/170325/afr1703250031-n1.html

 東日本入国管理センター(茨城県牛久市)は25日、収容中の40代のベトナム人男性が意識不明となり、救急搬送先の病院で死亡したと発表した。司法解剖して死因を調べる。
 同センターによると、同日午前1時ごろ、巡回中の職員が、施設内の部屋に1人で寝ていた男性が動かないことに気付いた。声を掛けたが応じず意識が無かったため、119番通報した。同日午前2時20分ごろ、死亡が確認されたという。

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# by p-dragon | 2017-03-26 12:26 | 声明・情報・考察