4コマまんが「ある日の入管」33

一度、収容されれば無期限でいつ出てこれるのかわからないし、なかなか出てこれない。
一つだけ方法があるとすれば、死にかけることかもしれない。
入管は、収容所で死なれては困るから、さんざん痛めつけておきながら、本当に重病で危ないと思った人を解放する。
罪深い話だ。

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# by p-dragon | 2017-01-13 01:49 | 4コマまんが  

4コマまんが「ある日の入管」32

ある日、A国難民が入管職員に向かって言い放った。
「あんたたちも収容されているようなものだ!」と。
入管職員も入管の悪しきシステムによる被害者。
自分でもそう感じている人はきっと、きっといるはず・・・。

クリックでかくだい。

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# by p-dragon | 2016-12-30 14:17 | 4コマまんが  

4コマまんが「ある日の入管」31

仮放免の日に突然、収容された。アパートもそのままの状態なのに、入管はそんなのお構いなしに収容する。収容のせいで色々なものが、その人の住まいも当然、失われることになる。入管のせいで住居が無くなるのに、仮放免後の住居を申請しなければ、解放されることはない。大いなる矛盾と嫌がらせ。
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# by p-dragon | 2016-12-15 23:33 | 4コマまんが  

4コマまんが「ある日の入管」30

現在は面会時間30分だが、昔は10分だったので、ぜんぜん話せなかったな。とにかく言わなくていい嫌味を言う職員はよくいる。

クリックでかくだい。

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# by p-dragon | 2016-12-02 23:45 | 4コマまんが  

4コマまんが「ある日の入管」29

入管職員の対応は、キレる 嘘つく 無視する ですべて許されている。
こんな無責任でもいい素敵な職種は、他にどこにもない。

クリックでかくだい。

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# by p-dragon | 2016-11-17 22:24 | 4コマまんが  

欧州難民問題について: 難民危機の治安問題化

目次へ)

2.難民危機の治安問題化

※ 2017.3.22 一部修正。

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Lampedusa Detention Center (Photo by UNHCR)


 2011年、チュニジアのベン・アリ政権やリビアのカダフィ政権が覆された(リビアの体制は、未熟な反体制派というよりも、それを支援すると称する欧米の大規模な軍事介入によって破壊されたのだが)。これらの欧州が「独裁」と非難する政権は、前記事で述べたとおり、イタリアとの協定をつうじて、国境管理におけるEUのパートナーとなり、地中海を「民主的」な欧州へと渡ろうとする人びとを、北アフリカ側で取り締まっていたのである。それゆえに2011年、これらの国で体制が転覆されると、地中海ルートの移民・難民が急増した。同年のうちに、イタリアの非正規滞在者数は5万6000人に到達、また地中海での死者も1000人以上を数えた(▼1)。

 地中海での死者については、2013年10月、イタリア・ランペドゥーサ島沖での二隻の難民船沈没(約400名死亡)や、2015年4月19日のリビア沖での事故(800名以上が死亡)が、とくに大きく報道されたが、それ以外にも難民船の沈没や船上での死亡はしばしば起こっている。Missing Migrants Project調べでは、2014年の地中海での死者数は3,184名、2015年は3,463名、そして2016年は10月末の時点ですでに4,220名となっている。なお地中海経由の移民・難民の総数は、2015年が約101万人にのぼったのにたいして、今年は約34万人と、前年比で約4割にまで減少している(▼2)。それにもかかわらず、死者数がすでに昨年をこえているということは、地中海における反移民政策がますます厳格・冷徹に展開されていることを窺わせる。

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イタリア・ランペドゥーザ島の位置(▼3)

 陸路としては、トルコからギリシャに入ったあと、バルカン半島諸国を通過するルートが活用されてきた。2015年夏に急増した難民の大半は、このルートから来ていると言われている。2015年6月、ギリシャの北に位置するマケドニアが非正規入国者にたいする制限を弛め、短期間の滞在・国内移動を合法化した。そのため、移民・難民がバルカン・ルートを、安全面のみならず費用面からも選びやすくなったのだと指摘されている(▼4)。陸路においても命の危険はある。とくに大きく報道されたのは、2015年8月オーストリアの高速道路で、ブローカーの手配したトラックの荷台にすし詰めにされた71人のシリア難民の死体が見つかった事件である(▼5)。また、欧州にたどり着く以前の国境越えにおいても危険はあちこちに転がっている。トルコ国境に埋まっている地雷、北アフリカの砂漠地帯などである。たとえば2014年9月、シリア・トルコ国境で地雷を踏んで片足を失った少年のことが報道されているが(▼6)、それも数ある同様の悲劇の一例にすぎない。

 越境の途上における死者が増えるにつれ、欧州難民問題は人道的危機として、欧州の政策決定者たちにも無視できなくなったことはたしかだ。しかしながら過去2年弱のあいだに、難民への対応は治安政策へと急速にすり替えられている。

 2013年10月のランペドゥーサ島沖での事故を受けてイタリアは、地中海を渡る人々の救助を目的とした、海軍による作戦「われらが海」を開始する。だが、それもあまり長くは続かない。2014年11月、経済的負担の大きさを理由にイタリアは同作戦を終了し、EUの対外国境管理協力機関FRONTEX主導による合同作戦「トリトン」に移行。この新作戦においては、もはや人命救助は主目的とされなかった。その主眼は「国境警備の強化」と「密航業者の取り締まり」に置かれており、それにともない、海域上の活動範囲も大きく狭めらたのである(▼7)。さらに2015年4月には、上述のリビア沖事故を受けて、EU海軍部隊の主導による「ソフィア」作戦へと移行したが、作戦の眼目はいぜんとして密航取締であり、人命救助を主目的としたものではない(▼8)。2016年6月、同作戦の延長が決定され、さらには追加タスクとして、リビア沿岸警備隊および海軍への訓練供与が盛り込まれた(▼9)。

 陸路での難民についても、先に述べた2015年夏の寛容な対応は短いあいだに放棄された。すでに2012年には、ギリシャが対トルコ国境にフェンスを設置していたが、2015年以降、多くのバルカン・中欧諸国が国境にフェンスを張り巡らせることになる。2016年3月までに、マケドニア、ブルガリア、スロヴェニア、ハンガリー、オーストリアが、下図のとおり、バルカン・ルートに面する国境に有刺鉄線やカミソリつきのフェンスを設置した(▼10)。さらに6月には、クロアチアも対セルビア国境にフェンスを建設している(▼11)。

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バルカン・ルート: 赤線はフェンス設置地帯(▼10)

 難民の目的地となっている西・北欧諸国でも、欧州域内での自由移動を定めたシェンゲン協定にたいする例外的な措置として、入国管理の復活が進んでいる。2015年9月から翌年1月までに、ドイツ、オーストリア、スウェーデン、ノルウェー、デンマークが入国検査を復活させた。これらの国の措置は一時的なものとしてEUレベルで承認されており、最近では10月に、措置を延長する勧告が欧州委員会から出されている(▼12)。フランスは2015年11月のパリ同時多発テロ後、部分的に入国検査を復活させ、さらには2016年7月のニースでのテロ事件後、全面的に入国管理を再開している。ベルギーでも3月にテロが起きているが、それに先立つ2月、難民阻止のため対仏国境の管理を復活させている(▼13)。

 それでも難民危機の治安問題化は、いまだ途上にあるようだ。2016年2月には、軍事同盟であるNATOを「密航対策」の名目で地中海をわたる難民の監視・取締に適用することが決定された。3月にはトルコとEUのあいだで協定が結ばれ、それにもとづき4月、トルコから欧州に渡った移民・難民のトルコへの送還がはじまった。10月には「欧州国境沿岸警備機関」(FRONTEXからの改組・機能拡張)が発足した。その設置法案は、パリ同時多発テロ後の2015年12月に提出されていた。駐日欧州連合代表部はFAQで、密航対策にくわえてテロ対策を理由に掲げ、「域内国境なきEU」を回復するための重要な施策として、この機関の設置を意義づけている(▼14)。こうして、難民のなかから「テロリスト」を未然に把捉するためと称しながら越境者への制限がますます強化されていく。


後続記事 墓田桂『難民問題』の批判的検討へ)


【註】

▼1 S. ロジエール「現在おきているのは構造的な「対移民戦争」である」、森千香子/エレン・ルバイ編『国境政策のパラドクス』勁草書房、2014年、35-36頁

▼2 Missing Migrants Project, Infographics: Mediterranean Update, published on 04/11/2016, p. 1 (https://missingmigrants.iom.int/infographics).

▼3 北川眞也「ヨーロッパ・地中海を揺れ動くポストコロニアルな境界」20頁(http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/61236

▼4 L. Sly, 8 reasons Europe's refugee crisis is happening now, The Washington Post, 2015/09/18 (https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2015/09/18/8-reasons-why-europes-refugee-crisis-is-happening-now).

▼5 「トラックから71遺体、シリア人か ハンガリーで4人拘束」、AFP日本語版、2015年8月29日(www.afpbb.com/articles/-/3058662

▼6 「国境は越えた 未来は見えない トルコのシリア難民たち」、毎日新聞、2016年11月5日(mainichi.jp/articles/20161105/dde/012/030/004000c

▼7  Amnesty International UK, The rising death toll in the Mediterranean Sea (https://www.amnesty.org.uk/worlds-deadliest-sea-crossing-mediterranean).

▼8  E.U. Agrees to Naval Intervention on Migrant Smugglers, The New York Times, 18/05/2015 (http://www.nytimes.com/2015/05/19/world/europe/european-union-human-trafficking-military.html?referrer=&_r=0).

▼9  EUNAVFOR MED operation SOPHIA, European Union External Action (http://eeas.europa.eu/csdp/missions-and-operations/eunavfor-med/).

▼10 「【移民危機】マケドニア、移民に国境閉鎖 EUは不法移民の受け入れ停止へ」、BBC日本語版、2016年3月10日(www.bbc.com/japanese/35770469

▼11 Croatia building fence on border with Serbia, b92, 2016/06/30 (http://www.b92.net/eng/news/region.php?yyyy=2016&mm=06&dd=30&nav_id=98476).

▼12 「欧州委員会、一時的なEU域内国境管理を3カ月に限って延長することを勧告」、駐日欧州連合代表部、2016年10月25日(www.euinjapan.jp/resources/news-from-the-eu/20161025/101605/

▼13 「ベルギー、対仏国境で入国審査導入 移民80人追い返す」、AFP日本語版、2016年2月25日(www.afpbb.com/articles/-/3078186

▼14 「EUの欧州国境沿岸警備機関とは?」、EU MAG(駐日欧州連合代表部)、2016年2月16日(eumag.jp/question/f0216


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