カテゴリ:アクション報告( 62 )

 

第30回 東京入管抗議・激励アクション報告

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 12月10日の集会にひきつづき、11日には、30回目となる東京入管での抗議・激励行動をおこないました。前回と同様、クルドの収容者の家族が中心となって街頭に立ち、家族の解放を訴えました。

 申し入れの後、クルドの参加者たちは家族が解放されるまで帰宅しないという決意をあらわし、座り込みました。職員たちは「あなたたちが損をするだけ」「警察を呼ぶ」などと脅しながらも、最終的には、違反審査部門(仮放免を所管)の首席林秀和が対応に出てきました。
 しかし、この職員、実はすでに申し入れの開始直後に出てきていた人物。そのときには職位を聞かれても名乗りもしなかった。そのことを問いただしても、薄笑いをうかべ、こちらを見下したような態度で「答える必要ないと思ったから」と無責任な回答をするだけ。他の質問にたいしても、誠実な回答はいっさい返ってきませんでした。
 怒りと不信はつきないものの、警察の介入前に行動を終えました。

 法務省と入管の職員たちは、収容者を対等な人間として扱わず、収容のせいで体を壊して苦痛を訴えても詐病ときめつけて真剣に聞き入れません。その結果、人が死んだとしても「当局に責任はない」と開きなおり、それを正しいと信じています(3月の牛久入管でのベトナム国籍収容者の死亡事件にかんする、今月4日の法務省の内部調査のように)。
 すべての職員がそうではないかもしれません。しかし上の職位ほど、そのような差別意識に凝り固まった人間性のない職員ばかりです。今回の件にも、そのことがよく表れています。
 ​違反審査部門首席・林秀和は恥を知れ!​




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by p-dragon | 2017-12-14 08:30 | アクション報告  

年次報告会「人権週間に法務省・入管の人権侵害を問う」の報告

 12月10日の年次報告会「人権週間に法務省・入管の人権侵害を問う」では、2017年に入管で起きた問題と、SYIの活動について報告しました。以下の資料(PDF)をごらんください。

年次報告会資料 目次
  • 開会の辞(2017年の概観)
  • 2017年の入管・難民関係のできごととSYIの活動
  • 入管当局にたいするSYIの要求: 以下の各要求の趣旨説明、あわせて収容者の事例と証言の紹介。
  1. 収容をやめること。
  2. 長期在留者に資格資格を認め、難民審査の基準を改善すること。
  3. 仮放免者の就労禁止と移動制限をなくすこと。
  4. 横暴な入管職員の名前と役職を公開すること。
  5. 収容施設で喫煙者にたいする禁煙の強制をやめること。
  6. ムスリムのハラルフード対応をおこなうこと。
  7. 収容者が健康の問題を訴えたらすぐに外部の医者に診せること。

 ゲスト講師の浪岡新太郎さん(明治学院大学准教授)には、2015年に裁判をつうじて難民認定をえたマッサンバさんの支援会の活動について、報告をお願いしました。
 もともと難民支援とはかかわりのなかった個人や団体が、たまたま隣人として知り合った一難民を支援することになり、難民認定義務づけの判決を得るまでの経緯について、エピソードをまじえながら分かりやすく興味深く語っていただきました。
 隣人としての繋がりにもとづく、日常性を基盤にした運動の意義と可能性について、示唆に富むお話をいただけました。その一方で、そういう日常性のなかで私たちが出自や国籍をこえて社会関係をはぐくんでいく可能性を、まさに入管が阻んでいると、浪岡さんが最後に強調されていたことが、心に残ります。
 浪岡さん、まことにありがとうございました。

 翌日の東京入管抗議行動の報告に続きます。


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by p-dragon | 2017-12-14 08:23 | アクション報告  

第27回東京入管抗議・激励・面会アクション報告

10月12日から13日にかけて、私たちが面会していた収容者のうち2名の仮放免が決定しました。
12日の抗議街宣では、収容施設内から、多くの人が「おーい」など応答の声を上げてくれました。

​しかし、入管収容施設の状況そのものはまったくよくなっていません。
今回、より詳しく明らかになった、東京入管の隠蔽体質を伝えます。

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1 職員によるハラスメント

収容者にたいして暴言や差別発言による挑発をおこない、反抗されると他の職員を呼んで大勢で脅したり暴力で屈服させるなど、職員によるハラスメントは後を絶ちません。

前回の行動では、上記のようなハラスメントを日常的に行っている者として、

 職員B1072

の名前と役職を公表するよう要求しました。
その後、収容者をいじめる職員として、

 B596 B795 B1095 B1176

がいると、収容者から報告を受けています。

今回、総務課への抗議文書提出のさいに、調整官のオガタ氏は、前回の要求にあった職員B1072の名前と役職は教えられない、と回答しました。
その理由を聞くと「個人情報なので」とのこと。
しかし「個人情報」は、公職についている人の「名前と役職」を隠す理由にはなりません。
話にならないので、あらためて名前と役職の公開を強く要求しました。

オガタ氏との問答から分かったことですが、前回の抗議文書にたいする当局の対応は、総務課から関係部門に文書の内容を報告するだけで、問題についてきちんと調査したかどうかをすら総務課は把握していないようです。

一応、処遇部門(収容施設を管理する部門)にも話をききに行きましたが、前回と同様、鳥巣およびB1051ナカノは、総務課をつうじてしか話は聞かないの一点張りで、いっさいの受け答えを拒否しました。
9月29日には同部局のタニタが、本会メンバーとの面会に応じたのですが、なぜ日によって対応が違うのか疑問ですが、それにも答えようとはしません。
処遇部門は収容者に暴言を吐く差別主義者の巣窟ですが、そういう部局は一般の市民にたいしても横暴であるようです。

今後もさまざまな手段で、問題の追及を続けていきたいと考えています。


2 入管は収容者の声を聴いている?

今回、総務課オガタ氏は、収容施設内に置かれている「意見箱」に言及し、収容者は職員に内容を確認されることなく意見を投書しているので、もし職員に問題行動があればきちんと対処する仕組みになっている、という趣旨のことを述べました。

しかし、本当にそうでしょうか?
今回、面会した収容者の一人は、処遇に文句を言おうとすると高圧的な職員が来るのでためらう、意見を書くための書式(application form)を要求すると職員は「何のために書く?」と圧力をかけてくる、という証言をしています。

ところで、意見箱とは別に、入管収容施設内の処遇にかんする収容者からの抗議手段として、不服申し立て制度が2001年から実施されています(上記の証言者がapplication formと言ったのは、こちらのことかもしれません)。
しかし、この不服申し立て制度がきちんと機能しているのかどうかすら疑問です。
以下の記事は、10年間に約400件の不服のうち2件しか受理されなかったことを報告しています。

参照「入国管理施設 収容外国人の不服申し立て398件 うち受理は2件」(Spork 早稲田大学ジャーナリズム大学院ウェブマガジン、2014年6月22日 http://spork.jp/?p=5009

不服申し立てや意見箱のような制度は、結局のところ、当局が「収容者の意見を聴いているよ」という体面を繕うためだけにしか役立っていません。
意見箱にせよ不服申し立てにせよ、その内容を確認するのは、けっきょく法務省という同じ組織内部の人間であり、当局の対応は外部の目には見えないようになっているのです。


3 収容施設内の全面禁煙

今年の6月中旬からは、収容施設内が全面禁煙になりましたが、本会はこれにも反対しています。理由としては、

・収容施設を全面禁煙にすることは、そこから自由に出られない人々にたいして禁煙を強制することであり、不当な自由の侵害である。喫煙は一般には法律で許されているのに、それを入管収容者にだけ意志に反して強制することは不平等である。

・当局は「受動喫煙の防止」を理由としているが、それ以前に施設内の分煙は完全に行われており、全面禁煙の必要はなかったはず。

・むしろ禁煙を強いられるストレスで精神的に憔悴している収容者がいる。そもそも当局による収容こそが対象者の心と体の健康を蝕んでいるのであり、当局に他人の健康を云々する資格はない。

これについて、今回、総務課の回答により、全面禁煙は「視察委員会」から昨年度に出た受動喫煙対策にかんする意見を反映した行為であることが判明しました。

参照 2016年度の「入国者収容所等視察委員会」の活動 法務省ウェブサイト
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri02_00026.html

「入国者収容所等視察委員会」は、収容施設の「適正な運営」のために、法曹関係者、学識経験者、医療関係者、NGO関係者など、あわせて10名の外部者から構成される委員会とされていますが、メンバーの名前などは非公開です。

受動喫煙について意見を言った視察委員が、人間の基本的自由や人権という観点を同時にもっていなかったとすれば、残念なことです。
収容そのものが非人道的だという根本的な問題にこそ、視察委員会は目を向けるべきと考えます。





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by p-dragon | 2017-10-17 07:54 | アクション報告  

第26回東京入管抗議・激励アクション報告

第26回東京入管抗議・激励アクション報告

以下も参照。

 第26回 東京入管への抗議・収容者への激励アクション
 東京入管への抗議文書


1.抗議・激励行動

9月4日13時、東京入管(品川区)前に集まったSYIメンバー、仮放免中の当事者、家族が収容されている方、その他趣旨に賛同する団体や個人、あわせて20名強で、予定どおり行動を開始。
抗議文書にある当会の主張を強く訴え、また建物の7階以上にいる被収容者に向けて激励と連帯のメッセージを叫んだ。

入管に用事で来ていた人々が多く立ち止まって様子を見守り、なかには「その通りだよ」と声をかけてくれる人も。
建物側面と背面では、声がよく通り、被収容者が「おーい」と応答する声もこちらに聞こえてきた。

父親が収容されている家族の娘さんもメガホンのマイクをとり、父親の身を案じ、残された家族の生活の苦境を訴え、入管にたいして怒りの声をあげた。
気づいた父親が収容施設内の公衆電話から掛けた電話をとり、涙ながらに話をしたあと、娘さん過呼吸で一時気を失ってしまった(すぐに意識が戻り、念のため検査もしたが容態に異常はなかった)。
このときハンカチを差し出してくれた通りがかりの方に感謝を申し上げたい。

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2.申し入れ

東京入管の違反審査部門(仮放免の可否の判断など担当)、処遇部門(被収容者の処遇担当)、総務課に抗議文を提出。

違反審査部門(応対は川井戸氏)は当会、他団体、被収容者の家族からの抗議文、陳情、署名などを受け取った。
あわせて個別の案件にかんする質問と回答のやりとりがあったが、それについてはプライバシーのため詳述しない。

処遇部門は、収容施設を統制している部局であるだけに、最悪な態度だったと言える。
鳥巣という名の職員が出てきたが、違反審査部門とはうってかわって、いっさいの質問を拒み、文書も受け取らず、「総務課に行ってくれ」の一点張り。
違反審査部門とまったく応対が違うことを指摘しても、いっさい態度を変えなかった。
被収容者にたいして横暴に接すると報告されている職員B1072にかんしても口をつぐんだ。

公職者なのに、市民にたいして説明責任を果たすつもりが一切ないらしい。
たとえ鳥巣が言うように総務課をつうじて文書を受け取ったからといって、まともに回答する気などいっさいないのだろうと感じさせられた。
しかしながら、当会は追及を緩めるつもりはない。

総務課では調整官のオガタ氏〔10月12日訂正〕が応対。
文書の提出後、しばらく質疑応答がもたれたが、「法でそう決まっているから」といった官僚答弁に終始していた。
それにたいして抗議参加者は、国際人権規約や難民条約といった、国際的な約束もまた法だが、入管行政がそうした約束にことごとく反していることはどう考えるのか、と尋ねたが、これにたいしてはっきりした回答は出てこなかった。

別の参加者は、収容施設の意見箱に投じられた意見はどう扱われるのかという質問のなかで、職員が被収容者におこなったハラスメントを局内でチェックする手段があるのかについて尋ねた。
それにたいする小川氏の回答は特筆に値する。
職員によるハラスメントは「あってはならないことなので」と言って済ませたのである。
建前として「あってはならない」からチェックしていないということだ(そうとしか解釈できない)。
入管に自浄作用を求めるのは無理、ということを痛感させられる一言である。

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3.被収容者との面会

受付時間の制約のため、申し入れの途中で面会希望者は別れた。
半数くらいが初めて面会初に入るため、面会経験者とあわせて2, 3人ずつのグループで面会に入った。
初参加の方々は非常に関心が高く、面会後、たびたび当会メンバーに質問をくださった。

被収容者の方々からは、激励の声が届いたことに感謝の言葉をいただいた。
収容施設内からも、外の声に応答して叫んだが、それにたいして職員の制止があったとのこと。
また(残念ながら不思議のないことだが)、抗議文書で触れた職員B1072以外にも横暴な職員がいることが、被収容者から報告された。
面会時間が終わると、部屋に帰りたくなさそうでなかなか立ち上がらない人もいて、心ぐるしい場面もあった。


以上が9月4日の行動の報告である。
参加していただいた皆さんに感謝したい。
今後も入管当局の言動を厳しく追及していく所存である。
なにか動きがあれば、当ブログに随時報告するので、ひきつづき注目されたい。




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by p-dragon | 2017-09-13 06:58 | アクション報告  

【資料DL可】集会「入管の人命軽視を問う」の報告

関連リンク
 告知 入管の人命軽視を問う 6/18 + 抗議申し入れ 6/20
 6月18日集会の配布資料(PDF)
 牛久入管元所長の免職を求めるキャンペーン【緊急よびかけ】
 2017世界難民の日・集会+抗議行動の報告

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集会「入管の人命軽視を問う」の報告

2017年6月18日に 「入管の人命軽視を問う」として集会を行いました。

趣旨説明にある通り、以下が集会の目的でした。
2017年3月に牛久にある東日本入国管理センターで 入管の人命軽視によって放置されてなくなられたグエンさんの死亡経緯の説明。
体調不良を訴えたグエンさんに対して亡くなるまで放置した、入管の責任を問う必要性を明らかにし、入管の状況の改善を模索すること。


まずは高橋ひろみ弁護士(恵比寿西法律事務所)から、入管における医療問題を中心とした解説を行っていただきました。 
収容所の中の生活とストレスによって、収容の数ヶ月の目で心身の健康状態が悪化するのが外面的にも顕著にわかるという話がありました。
さらには、健康問題があると判っていても収容する場合があるとつけ加えられました。

収容所内の診療の場面については、職員を介した医師とのコミュニケーションも十分とは言えないとの説明がありました。
これでは、患者の不安は解消されないものと想像されます。 
そのほかにも、薬の過剰投与、痛み止めの飲みすぎの副作用によるむくみ等が、ずさんな医療環境の実例として紹介されました。

また、仮放免後に診療情報の引継ぎができていないとの言及もありました。
高橋弁護士による報告は、収容所の中での医療問題のせいで健康状態が悪化した方について、仮放免後の生活への悪影響にも留意を促すものでした。
外部診療時(外の病院で診察を受ける際)に、手錠や腰縄をつけるなどの状況があるとのことも、印象にのこりました。


続いて、収容経験のある方々から報告がありました。
どのかたの報告も、まだまだ話し足りないといった様子で、非常に熱のこもった物になりました。

ある報告者からは、同室者の死亡事故に際し、法務省に連名レターを書いた結果、入管職員からの不満を買ったため収容期間が延びたと思われるケースの報告がありました。
仮放免の判断を下す入管収容所側の裁量の大きさを窺わせるもので、収容所の中の状態だけでなく、仮放免の判断基準にも、さらに外部からの目が届かなければいけないのではないか、と思わされました。

入管内の医療状況についても、複数の方から、具体的な事例とともに問題点が指摘されました。
いくつかを挙げます。

・施設内の医師は、ほとんど薬を出すだけの処置しかしない。
・医者から、税金で薬を出しているとのいやみを言われる。
・週末医師不在のため、骨折でも週明けまで放置させられる。
・急病時の対策に問題がある。
・またいつ死亡事故がおきてもおかしくない。

死亡事故まで起こし続けている医療環境の中で、当たり前のように収容者が脅かされている様子が伝わってきました。 

報告者の一人からは、ご兄弟が統合失調症であるにもかかわらず収容され、家族と離され、精神的負荷の大きい入管施設で苦しんでいるとの危機的な状況の報告もありました(その後しばらくして解放されました)。

別の報告者からも、発言のなかにTorture(拷問) という単語が何度か聞こえてきました。
高橋弁護士、及び報告者の方々からの情報は、その言葉の通り、収容が収容者を肉体的・精神的に痛めつけることになっている事を示していました。

当日集会で配布された資料にも、過去に起きた死亡事故のリストが添付されており、問題点が改善されていない様子が見て取れます。これを見ると、これまで起きた医療事故は、どこまで本当に過失といえるのか、大変疑問に思われました。
このように改善されない環境が存在し続けることは、もはや恣意性をすら疑われても不自然ではないのではないでしょうか。


その他、集会に参加された方々からも積極的な質問・発言が飛び交いました。収容と入管の医療の問題がより広く具体的に知れ渡るきっかけの集会になったのではないでしょうか。

(執筆者 N)

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by p-dragon | 2017-09-05 21:35 | アクション報告  

Protest against Japanese Immigration Bureau (4 Sep)

Protest against Japanese Immigration Bureau

In Japanese

13:00 4 Sep. 2017
In front of Tokyo Immigration Bureau bldg., Konan 5-5-30, Minato-ku, Tokyo (Take a bus of terminal No. 8 of Konan exit, Shinagawa sta.)
14:00 Submitting petition
14:30 Meeting the detainees

We protest against immigration detention.
These days Japanese immigration bureau put stricter control, detaining more foreign residents and violating their basic rights.
Come and join us to say no to detention!

SYI (Shuyosha Yujin Yushi Ichido: Immigration Detainee’s Friends)
http://pinkydra.exblog.jp
freeimmigrants@yahoo.co.jp
080-8844-7318


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by p-dragon | 2017-08-30 08:47 | アクション報告  

2017世界難民の日・集会+抗議行動の報告

18日の集会「入管の人命軽視を問う」と、20日の法務省入管局への抗議申し入れを完了しました。

(報告 後日追加)

20日の行動を OurPlanet-TV に取材していただきました。
世界難民の日「外国人の人権守れ」法務省に申し入れ 記事 動画

以下は法務省入管局に提出した、18日集会の決議文です。

 法務省入国管理局長 様
 東日本入国管理センター所長 様

 前略 下記の集会決議にのっとり、三点にわたって貴局に要求いたします。


集会決議

 日本の入国管理局における人命軽視の実態を明らかにするために、わたしたちは今日ここに集まりました。
 3月25日、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)で被収容者のグエンさんが亡くなりました。これについて同センター所長(当時)の北村晃彦氏は、報道にたいして「処遇に問題はなかった」と言い放っています。当局が可能なかぎりの手をつくしたにもかかわらず命を落としたとでも言うのでしょうか。実際には、グエンさんは病による苦しみを訴えていたにもかかわらず職員に放置されたまま、孤独に死んでいったということが判明しています。これでは当局が彼を間接的に殺したのも同然です。そしてまったく信じられないことに、国の行政機関による人命軽視によって一人の人間が死に追いやられたというのに、誰も責任をとらずに済まされているのです。
 今日ここで同時に確認されたのは、このような入管での痛ましい事件が、今に始まったわけでは決してないということです。これまでずっと、入管当局の収容により無数の人々が心身をさいなまれ、人生を破壊されてきました。そして、入管当局の職務下において多くの人々が命を落としてきました。なぜこのような悲劇が繰り返されるのか? 在留資格のない外国人の人権や、さらには生命さえをも軽んじる腐敗した風潮が、入管当局にはびこっているからではないでしょうか。当局の責任が問われないという事態が、そのことを客観的に示していると考えます。
 入管の職務下における人権侵害は、当局が公的に責任を負わないかぎり、今後も繰り返されるでしょう。したがってわたしたちは、そのような公的責任を追及すべく、法務省にたいして以下の要求を掲げることを、ここに決議します。

1.2017年3月25日、東日本入管センター7Bブロックにおけるグエンさんの死亡の経緯を調査、公表すること。

2.事件当時、東日本入管センターの責任者(所長)であった北村晃彦氏を懲戒免職とすること。

3.入国管理局の職務下において、対象者に死亡または心身の障害を引き起こすかもしれない一切の行為(収容を含む)をやめること。

 2017年6月18日

 集会「入管の人命軽視を問う なぜ人が死んでも責任を取らないのか」参加者一同
 主催団体 SYI(収容者友人有志一同)

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by p-dragon | 2017-06-22 09:03 | アクション報告  

札幌のパネル展の完了報告

「パレスチナ連帯・札幌」を中心とした市民団体の皆さまに開催していただいた札幌でのパネル展が12日に完了したと、ご報告をいただきました。

パネル展「日本の知られざる難民・入管問題」 札幌でも!(4/1-4/12)

毎日、多くの方がじっくりと内容を読んでくださったそうです。
「知らされていなかったことに驚かされた」
「日本に住みながらこうした実態をまったく知らずに申し訳ない気持ちだ」
「怒りと恥ずかしさで胸がいっぱいになった。こんなことって許せない」
といった感想をお寄せいただき、また、
「日本の人は自国のこういう部分を知らなすぎるので、もっと知って欲しい」
と、ある在留歴の長い外国籍の方がおっしゃっていたと伺いました。

また、ある冤罪被害者の解放運動にかかわる方からは、健康を害した入管収容者を痛み止めなどで薬漬けにしてごまかしていることが、刑務所でも同じだという指摘を頂いたそうです。
日本の入管問題が、ビザのない外国人だけでなく、この社会のさまざまな部分に共通する問題を含んでいることに気づかされます。

日本の難民問題や入管問題は、国という公的機関にかかわるものであり、日本人自身が声を挙げなければ解決しないでしょう。
そして外国人の生命や権利や尊厳への侵害は、日本人のあいだで生命や権利や尊厳がないがしろにされることにも、実はつながっているのかもしれません。

最後に、ご来場いただいた皆さま、そしてなにより札幌の実行委員会のみなさま、まことにありがとうございました!

SYI(収容者友人有志一同)


※ 開催中には、北海道新聞(2日)と朝日新聞の道内版(4日)とにパネル展の紹介記事が載りました。

クリックで拡大 ↓
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パネル展の様子↓
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by p-dragon | 2017-04-15 12:47 | アクション報告  

報告と御礼・パネル展「日本の知られざる難民・入管問題」 

パネル展「日本の知られざる難民・入管問題」が、19日、盛会のうちに完了しました。ご来場いただいた皆さま、そして準備、カンパ、差し入れなどでご協力いただいた皆さま、まことにありがとうございました。

来場された方々にお答えいただいたアンケートの一部を、紹介いたします。皆さまの率直なご意見・ご感想が、とても大きな励みになります。

お住まいの地域でパネルを展示してみたいとお考えの方は、ぜひ当会にご連絡ください。見本をお送りします。

SYI (収容者友人有志一同)
 freeimmigrants@yahoo.co.jp
 080-8844-7318

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【いただいたご意見・ご感想】
▼ 日本の難民受入の問題について
・多少は知っているつもりでしたが、当事者の皆さんの声を読んで、怒りと悲しみで涙が出そうになりました。
・通りがかりで見ました。日本は、難民のことを「本国で悪いことして逃げてきた人」と思っているから非人道的な扱いをするのだろうと気づきました。
・(市役所の外国人住民の相談窓口に勤めていて)難民申請中の方の相談を受けました。難民の方々の置かれている状況について情報があまりに少なく、各部署がそれぞれ悩んでいます。制度の不備で困難にあわれている方を、末端の行政がどう支援できるか考えていきたいです。

▼ 入管収容施設について
・所内の医療環境のひどさに驚きました。本当に医者なのかと思いました。
・所内での扱いが異常であり、驚きを通り越して、悲しみと怒りの気持ちで一杯です。これは知らなかったことにはできないと思いました。
・入管とトランプ(米大統領)の違いがない。

▼ その他
・わかりやすかったです。
・制度的にも歴史的にも、また当事者の証言も含めて、幅広く知れて、またSYIメンバーとも直接会って貴重な話が聞けました。
・知らないことが多いことに、あらためて驚きました。具体的に知ることから始めて、少しでも社会を変えるために行動しようと考えるようになりました。
・やさしいタッチの漫画が余計、現状の残酷さを浮かび上がらせているようで悲しい。
・(展示内容が)学校や公共施設で普通に学べるといいですね。

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by p-dragon | 2017-02-22 08:17 | アクション報告  

外国人の人権無視を許さない! 抗議行動&申し入れの報告

告知のとおり7日に、「外国人の人権無視を許さない! SYI法務省前抗議行動&申し入れ」をおこないました。

集合後、電話で申し入れの旨を伝え、出てきた法務省総務課の白川氏に申入書(下記)を渡しました。
その後、勤務中の職員にも聞こえるよう、法務省前で一時間にわたり抗議街宣をおこないました。
​​
「すでに日本社会のなかにいる」移民・難民の権利が最優先という観点から、収容により移民・難民の自由と健康を奪うこと、強制送還によって移民・難民の人生を壊すこと、ビザを与えず居住や就労の権利を認めないことにより、日本は国ぐるみで外国人の権利を侵害しているという事実を訴え、これを改めるよう要請しました。

呼びかけに応えお集まりいただいた皆さま、ありがとうございました。

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2016年10月7日

法務大臣 様
法務省入国管理局長 様

入国管理局による収容と強制送還への抗議申し入れ

 最近、難民や移民の受け入れをめぐる議論がよく聞かれるようになりましたが、日本の入国管理体制はいまだに外国人の権利を無視・侵害するものです。すでに日本に来ている難民や移民の基本的人権という観点から、これに私たちは抗議します。

 第一に、収容の問題があります。いまだに入管収容施設には、無期限の収容による拘禁症状や持病の悪化、医療へのアクセスの不備、外部連絡の厳格な制限、職員による差別発言や嫌がらせなどの、深刻な人道問題が存在しています。施設内での自殺や急死も断続的に起きており、近年ではたとえば2014年3月末に東日本入管センターで2名の被収容者が相次いで亡くなっています。ビザなく外国に滞在し就労することと、そうした人々を裁判もなしに無期限に閉じ込め、精神的、身体的に壊してしまうことの、どちらがより大きな罪悪でしょうか。このような悪に私たちの税金が使われるのは許せません。

 第二に、強制送還の問題があります。先月22日に貴省は、30名をチャーター機でスリランカに強制送還しました。報道では、27年住んでいた人や、家族に日本国籍者がいる人も含まれていたと伝えられています。この件にかぎらず、難民として日本に逃れてきた人々や、実質的に国内社会のメンバーになっている数えきれない人々を、貴省は国外追放してきました。難民の場合には、送還は安全や生命を危険にさらします。難民でなくても、長期在留者は生活の基盤を失い、家族や友人からも引き離されてしまいます。送還中に貴省の職員に殺された人もいます。こうした人々の人生を、日本は国ぐるみで叩き壊し、踏みにじってきたのです。そのことの自覚が貴省にはあるのでしょうか。

 第三に、在留資格の問題があります。貴省は非正規滞在や資格外就労を「不法」「犯罪」と呼びますが、非正規滞在そのものがだれかを傷つけるわけではありません。政府の都合で勝手に「違反」ということにしているだけです。それよりもはるかに問題なのは、難民申請の審査手続のために何年も待たされている人々の多くや、事実上社会に定着しているのにビザのない人々が、就労を禁じられ、移動すら制限され、住民登録すらされず、健康保険などの公的サービスの大部分から排除されていることです。それでもこうした人々が日本に在留しつづけるのは、国外に安心して暮らせる場所がないからです。しかしながら貴省は、偽装対策や治安対策などと言って、こうした人々に疑いのまなざしを注ぎつづける一方、こうした人々の自由と人権を否定していることには無視を決め込んでいます。そもそもアジアや中東やアフリカや中南米出身の人々が日本に暮らすことの、なにが悪いのでしょうか。しかも日本経済は外国人の働き手を利用してきた歴史があるのに、そうした人々の権利は認めずに、不要になったら「出ていけ」と日本は言っているのです。

 以上のような深刻な問題を解決するために、以下のことを私たちは貴省に要求します。

1.入管収容施設への外国人の拘禁をやめること。

2.強制送還をやめること。

3.難民認定の基準と審査手続を見なおし、迅速に、あくまで人権の観点にもとづいて難民審査をおこなうこと。

4.在留資格なしの定住外国人にビザを発行すること。 


SYI(収容者友人有志一同)
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by p-dragon | 2016-10-09 22:04 | アクション報告