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牛久入管(東日本入国管理センター)でハンガーストライキ

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5月10日(月)より、茨木県にある牛久入管で、収容者約60人規模のハンガーストライキが開始された。
国籍は様々ではあるが、中には「死ぬまでハンストを続ける」と意思表明している者までいるらしい。入管側は「続けるなら大村入管に移送するぞ」「仮放免を却下する」と、脅しをかけているとの情報も入った。
この先どうなっていくのかわからないが、新たな情報が入り次第ブログをアップさせていく。

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入管センターで60人がハンスト 茨城、仮放免求め
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051101000854.html

 茨城県牛久市の東日本入国管理センターに収容されている約380人のうち男性約60人が、長期収容者の仮放免などを求めて10日からハンガーストライキをしていることが11日、支援団体などへの取材で分かった。

 「BOND 『外国人労働者と共に歩む会』」によると、半年以上の収容者や18歳未満の収容者の仮放免などが要求項目。20~50代のスリランカ人、クルド系トルコ人、中国人らが参加している。

 ハンストをしているスリランカ人男性(37)はセンターからの電話で「刑務所にいる人も刑期は分かるのに、センターの長期収容者はいつ出られるのか全く分からない状況。要求が認められるまで続ける」と話した。

 同センターは「法にのっとり、収容者の健康状態や秩序の維持を考えて、適切に対応したい」としている。

 3月には大阪府茨木市の西日本入国管理センターで、処遇改善などを求めて約70人のハンストが行われた。

2010/05/11 19:13 【共同通信】

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牛久入管施設でハンスト
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100514/k10014452631000.html

国外退去処分を受けた外国人を一時的に収容する牛久市の東日本入国管理センターの収容者数十人が、長期収容の禁止などを求めて食事を拒否するハンガーストライキを行っていることが分かりました。これは難民などを支援している市民グループ、「牛久入管収容所問題を考える会」がきょうつくば市で記者会見して明らかにしたものです。
それによりますと、ハンガーストライキを行っているのは不法滞在などを理由に国外退去処分を受け牛久市の法務省東日本入国管理センターに収容されているおよそ300人の外国人のうちトルコ国籍のクルド人やアジアやアフリカなど12か国の外国人60人あまりです。
その多くが難民認定を申請していますが認められていない人など、長い人で2年以上収容されているということです。
このため今月10日から食事をとらないハンガーストライキを行い長期収容の禁止や難民申請を認めるよう求めています。
市民グループの代表、田中喜美子さんは「入管当局は収容されている外国人の人権に配慮しきちんと対応して欲しい」と話しています。一方、東日本入国管理センターの山岡克巳総務課長は「ハンストを行っているのは32人と承知している。具体的な対応は明らかにできないが、健康に注意しながら適正な収容に努めていると考えている」としています。

05月14日 17時56分 【NHKニュース】


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入管ハンスト 早い仮放免訴え

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001005150001


 牛久市の法務省東日本入国管理センターの収容者が10日からハンガーストライキを続けている問題で、面会を続けている支援者らが14日、つくば市内で記者会見した。支援者らは「体に無理をしてハンストを続けている収容者の思いを受け止め、仮放免などを早期に実行してほしい」などと訴えた。同センターは「ハンストをやめるよう説得を続ける」としている。(今直也)

 会見したのは、牛久入管収容所問題を考える会(田中喜美子代表)。
 同会によると、ハンストに入っているのは、スリランカ、クルド、パキスタン、中国などの約60人。来週以降にハンストに入る意思をみせる収容者もいるという。同会は15年にわたり、同センターの収容者との面会を続けているが、今回のように大規模なハンストは初めてという。

 同会によると、ハンストを続けている収容者の要求は、「半年以上の長期収容をしない」「仮放免保証金を20万円以下にする」「18歳未満を収容しない」など。今年に入り、2人の自殺者が出たことがハンストに踏み切った要因の一つと同会はみている。
 会見で田中代表は、同センターに対し「早期の仮放免などの要求に応えるとともに、ハンストをした人が不利益を被らないよう配慮してほしい」と訴えた。

 同センターによると、14日現在、32人が1日3回の給食を拒否しているという。毎回食事は出しているが、断ったり、手をつけなかったりしているという。ただ、ハンストのため、病院に搬送される収容者は出ていないという。ハンストが続いていることには「状況は本意ではない。健康を害して要望を通すことは適切ではない。中止するよう説得を続けていく」と話している。

 収容者の仮放免は入国管理法に基づき、同センター所長の判断で許可される。ただ、一般的に50万~100万円の高額な保証金を預けなければならないうえ、仮放免中も毎月入管に出頭しなければならず、就労も認められない。

 西日本入国管理センター(大阪府茨木市)でも3月、収容者が仮放免を求め、約70人が集団ハンストに踏み切った。ハンスト後、それまでなかなか認められなかった仮放免が相次いで許可された。

 東日本入国管理センターは、今後の対応について「原因や背景を調査しながら、法に基づき、適切かつ弾力的に対処していく」としている。

 同センターは、国外退去処分を受けた外国人を一時的に収容する施設。現在、約380人が収容されているが、別の支援団体によると、難民認定の申請をしたり、在留を希望したりして帰国を拒む長期収容者が200人以上いるという。

2010年05月15日 asahi.com
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by p-dragon | 2010-05-13 01:10 | 入管内からの声  

収容者からの手紙②

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私は日本のやっている事がわかりません。
何故、私を無理やり強制送還しようとするのですか。
本当に何もわからない。
日本は何の理由で私を捕まえるのですか。
これは人間の自由を奪うという意味です。
人間の自由を奪うという事は人間として認めていない
という意味です。
この国はアムネスティがあるはず。
アムネスティは人間の権利の為に戦う組織のはず。
でも本当にわからないのは、日本は難民条約にサインをしているはず。
サインをしている国はこんなんじゃない。
日本はクルドとトルコの問題がないと言っている。
でも実際はそんな事ないです。
ただ、日本からイスタンブールやアンカラに行く人はないと
言っているが、実際のこの問題はあります。
この世の中ではクルド民族の存在がまるでないように思われているが
民族の声が届くように、私は祈っている。

日本の法務大臣へ。
我々は日本で難民申請をしたけれど、お願いしただけなのに
何故捕まえるのですか。
しかもやり方が汚い。
私を収容して、家族を引き離して、外にいる奥さんと子供の生活を
大変にさせる。
一度、法務大臣とテーブルで向き合い、話をしてみたい。
人間の権利について、難民申請をするという事はどういう事か。
たとえあなた達が我々の生きる権利を奪ったとしても、私は絶対に
負けたくない。
たとえ私が負けたとしても、そのうち、他の誰かが必ず解決すると
思う。
自由の指を壊さないで。

この手紙を書いたのはイルハン・C
1979.5.1生 31歳
私の罪は日本の政府に難民申請した事。
2009年11月16日捕まる。
いつ出られるのかまだ分からない。

万歳、自由
万歳、クルディスタン
頑張れ、クルド人達とクルディスタン
万歳、クルド
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by p-dragon | 2010-04-14 22:43 | 入管内からの声  

入管により引き裂かれた難民家族

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今年1月25日にクルド人難民メティンさんが収容された。
残された病気の奥さんと子供4人は生活が非常に切迫している。と、共にお父さんを奪われたストレスで次々と病気になっていく。
家賃も光熱費も滞納が続き、まったく明日の見えない状態。奥さんはいつも泣いている。

2月2日に家族はお父さんの面会に行き、6階の仮放免部門へ行き
「お父さんを早く外に出してください、お願いします」と子供達は泣きながら訴え、自分達の気持ちを書いた手紙を手渡した。
この時の担当はチョウナンという職員だった。
子供達は本気で話をしているのに、職員達が擦れ違い様にジロジロ見てくるのが辛かったと語る。

『娘達の手紙』
こんにちわ、メティンの娘です。
なぜ、お父さんをつかまえたのですか、お父さんはあなた達に何をしたのですか。
私は本当は今日学校に行かなければならないのに、あなた達にせいで、学校に行けませんでした。
もし、あなた達がお父さんをつかまえなければ、私は、今日学校に行くことができたのに、もし、お父さんがつかまらなければ、今ちゃんとした生活ができたのに
でもあなた達のせいで、元の楽しい生活に戻ることができません。私のお父さんはすごく病気です。腰の骨が折れていてあまり動くことができません。あと、肝臓に灰がいっぱいたまっています。もしお父さんがそこで死んでしまったら入管のせいです。そうなる前に早く出してください。私は入管のことを信じています。本当に本当に今すごく困っています。お願いします。早くお父さんを出してください。お願いします。
                           長女 中学1年生

東京入国管理局の方
わたしはメティンのむすめです。
お父さんがつかまってから宿題ができません。
勉強に集中することができません。お父さんがいないと生活ができません。
理由もないのになんでつかまえるのですか。にゅうかんが、きめた時間にきてとゆったら守りますよね。なんでお父さんがつかまらなきゃいけないのですか。なぜわたしのお父さんですか。
どうかお父さんをそのてつの中からだしてください。
おねがいします。わたしのお母さんの足に水がたまってすごくたいへんです。お母さんは3回もしゅずつをしています。買い物もできません。わたしはあなたたちをしんじています。
あなたたちもわたしの気持ちをわかってもらえると思います。おねがいします。
どうかお父さんをそこからだしてください。
わたしたちが、学校から帰ってくると家のふんいきがかわっています。どうすればいいですか。
お父さんがいないとほんとうにだめです。おとうとはいつもパパがいなからないています。
きょうめんかいにいったらぜったいになくと思います。
わたしは、お父さんがいないかぎりかなしい気持ちです。
よるはなきながらねむれません。どうすればよいですか。
もし私たちが、トルコにかえったらトルコ語があまりおぼえていないのでトルコの学校にいっても、勉強にしゅうちゅうできません。おねがいします。さいたまでは雪がふっていて東京までくるのにお金がかかります。お父さんがいないとどうやって生活をすればいいですか。
あなたたちにそんなわるい人なんて、思っていませんでした。お父さんが12年間ここにいてつかまらないで今になってつかまるとは思ってもいませんでした。今すごくこまっています。
おねがいします。お父さんを出してください。
おねがいします。おねがいします。
                           二女 小学5年生

その他にも5歳と1歳の男の子がいます。
この手紙は2月2日に入管職員に手渡したものですが、父親は未だ収容所の中で、孤独と強制送還の恐怖と、家族を引き離された悔しさで、日々体が衰弱しています。 

入管に、このように家族を引き裂かれるケースはあまりにも多いです。   
        
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by p-dragon | 2010-02-19 23:01 | 入管内からの声  

東京入管収容者の声

①A親子の場合
糖尿病の年老いた父と息子が一緒に収容されています。
父は収容された日、ショックで倒れ一度は救急車で運ばれましたが、また収容所に戻され
ました。
父は収容前はインシュリン注射を定期的に打っていたのですが、現在は注射も打たせてもらえない
状態。
日に日に体は弱まり、面会時、シャワーなど、移動のたびに息子が太った父を背負い移動する。
入管には車いすがあるにも関わらず貸そうとはしない。息子は毎日、車いすを貸してほしいと職員に嘆願しているが、相手にされない。
また職員が手を貸すこともしない。移動のたびに重くて苦しむ息子をただ見ているだけ。
父は
「もう、目も見えなくなってきた。本も読めない。
こんな酷い事、世界の何処にもない。入管は私が死ぬのを待っているみたいだ」
と面会者に語った。

②Bさんの場合
日本人の奥さんがいるが、自分が収容されてしまい、何度も仕事を休んで面会に来た為、仕事(派遣)をクビになってしまった。
もう家賃が3ヵ月もたまってしまい、本当に大変だ。
俺はあまり職員と喧嘩しない方だが、やはり時に頭にくると文句を言いたくなる。
しかし職員に「俺達と喧嘩をすると収容が長引くぞ」と言われた。

③Cさんの場合
収容のストレスで舌が炎症をおこし、食事をする事も困難。
やっと外の病院に連れて行って貰えたが、大村病院(入管が行く病院)で渡された薬を飲んだら、38℃の熱が出て、心臓が痛くなり叫びながら体中が痛くて痒くて体をかきむしった。
こんなに死にそうになって一晩中苦しんだのに、入管はただ見ているだけで何もしてくれなかった。
朝、点呼の時に自分が起きて来なかったので職員に
「どうしました?なにかありました?」と聞かれて頭にて、
「知ってるくせに何が、どうしました?だよ!」とさすがに怒った。
Cさんは面会者にシャツを脱いで、自分でかきむしったという、とても痛ましい傷を見せてくれて
「入管はテロリストだ!」
と怒りをあらわにした。
そして日本の人権団体に対しても
「UNHCR、アムネスティ、難民支援協会も何もしてくれない」
と絶望の声を上げた。
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by p-dragon | 2010-02-19 22:10 | 入管内からの声  

自殺:収容中のブラジル人男性 茨城の入管施設

入国管理局という所は外国人の自殺者が後を絶たない。
外部から中が見えないのをいい事に、入管は何をしているかわかったものではない。
今回の件は事情がまだ明らかになっていないが、次々と自殺者を出す施設など十分、問題がある。
もっと外からの監視の目が必要だ。


自殺:収容中のブラジル人男性 茨城の入管施設
2010年2月9日 19時52分

 東日本入国管理センター(茨城県牛久市)は9日、収容中のブラジル人男性(25)が首をつって自殺したと発表した。男性は退去強制の処分を受け、昨年11月20日から収容されていた。遺書は確認されていない。

 センターによると、8日午前0時前、男性が居室ベッドにごみ袋を帯状にしてくくり付け、首をつっているのを同室の収容者が見つけた。男性は病院に運ばれたが、9日午前1時39分に死亡が確認された。

 男性から悩みや苦情の訴えは聞いていなかったといい、センターの木村広希総務課長は「ごみ袋を使うことは全く予期していなかった。再発防止に努めたい」とコメントした。【橋口正】

http://mainichi.jp/select/today/news/20100210k0000m040052000c.html
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by p-dragon | 2010-02-10 23:30 | 入管内からの声  

収容者からの手紙

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ここでは何が起こっても何も変わらない。
もう苦しくて息ができない。
体内に石が二つもあって、もの凄く痛い。
腰も痛い。
でもここでは誰も気にしてくれません。
もう私の力は無くなった。

ここで私達は動物扱いされています。
自分の最大の問題は民族の事。
でも、ここでは職員に何を言っても全然、気にもとめてもらえません。

どんなに具合が悪くても入管の医師は、私の目の中を見るだけで、なにも治療らしき事はしてくれない。
私がどんなに体の痛みを訴えても、どんなにわかってもらおうとしても、薬だけ渡される。
普通、病院という所は人がどういう病気にかかっているかを見つけて、それなりに対応するべきなんだと思う。
でも、ここでは反対に何もしてくれません。
ここで働いている医師は、薬だけ渡し、人間を精神的にも肉体的にも完全に病気にしてしまいます。
死にそうになるまで薬を飲ませる。

私の考えでは、これは単なる拷問です。
私達は動物と同じ扱いを受けています。私はそのうち死んでしまうかもしれません、この人達の手で。
こんな事をやっておいて自分達は偉いと思っているようです。
どこの国でもこんな事やっていい法律はないはず。
もしかしてこの人達は上から命令を受けてやっているのかもしれない。
でも私の考えでは、これは単なる金もうけではないかと思います。
だから目的の為にこういうやりかたをしている可能性が高い。

もうこういう事は止めてほしいです。
薬で拷問はもう嫌です。
私が難民申請をしたから、こんな酷い事するのですか?
なんでもかんでも私達に酷い事をする、いったい何を考えているのですか?
こんな辛い事をペンではとても伝えきれない。
大きな声をあげて人々に伝えたい。
何も権利を与えない、法律もない。
もう何もかもわからない。

ただ、私が考える事は、難民申請している人は、実は日本征服を企んでいる人達だと入管は思っているようです、私達を敵として見ています。
私はただ、母国から自分の身を守る為に難民申請をしました。
でも職員はなんとしても認めたくないのですね。

このイジメは、この拷問はいつまで続くのでしょうか。
動物扱いはいつまで続くのでしょうか。
いつ終わるかわからないけど、もう最後にしてほしい。
まるで足で踏み潰されているような感じです。

私は難民としてこの国へ逃れてきました。
世界の何処でも法律はあって、守らなければいけない。
日本も難民条約にサインをしたのだから守るべきです。
私は拷問をされる為に日本へ来たんじゃない。
助けを求めて来たのに。
私の望みはただ人間らしく生きていく事です。
私はわざわざ遠くからここへやって来ました。
自分の大切なものを何でもかんでも置いて、この国で難民申請したのです。

こんな酷い国、世界の何処にもない。
私達の痛み、この感情は鉄格子と狭い壁に挟まれて、誰にも聞こえない。
夜は眠れない。
頭の中で色々な声が聞こえて、気が付いたら朝になる。
トルコで軍隊に入っていた時と同じ気持ちだ。
                   
                   メンデレス・バリバイ
                    
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by p-dragon | 2010-02-07 00:09 | 入管内からの声