第26回東京入管抗議・激励アクション報告

第26回東京入管抗議・激励アクション報告

以下も参照。

 第26回 東京入管への抗議・収容者への激励アクション
 東京入管への抗議文書


1.抗議・激励行動

9月4日13時、東京入管(品川区)前に集まったSYIメンバー、仮放免中の当事者、家族が収容されている方、その他趣旨に賛同する団体や個人、あわせて20名強で、予定どおり行動を開始。
抗議文書にある当会の主張を強く訴え、また建物の7階以上にいる被収容者に向けて激励と連帯のメッセージを叫んだ。

入管に用事で来ていた人々が多く立ち止まって様子を見守り、なかには「その通りだよ」と声をかけてくれる人も。
建物側面と背面では、声がよく通り、被収容者が「おーい」と応答する声もこちらに聞こえてきた。

父親が収容されている家族の娘さんもメガホンのマイクをとり、父親の身を案じ、残された家族の生活の苦境を訴え、入管にたいして怒りの声をあげた。
気づいた父親が収容施設内の公衆電話から掛けた電話をとり、涙ながらに話をしたあと、娘さん過呼吸で一時気を失ってしまった(すぐに意識が戻り、念のため検査もしたが容態に異常はなかった)。
このときハンカチを差し出してくれた通りがかりの方に感謝を申し上げたい。

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2.申し入れ

東京入管の違反審査部門(仮放免の可否の判断など担当)、処遇部門(被収容者の処遇担当)、総務課に抗議文を提出。

違反審査部門(応対は川井戸氏)は当会、他団体、被収容者の家族からの抗議文、陳情、署名などを受け取った。
あわせて個別の案件にかんする質問と回答のやりとりがあったが、それについてはプライバシーのため詳述しない。

処遇部門は、収容施設を統制している部局であるだけに、最悪な態度だったと言える。
鳥巣という名の職員が出てきたが、違反審査部門とはうってかわって、いっさいの質問を拒み、文書も受け取らず、「総務課に行ってくれ」の一点張り。
違反審査部門とまったく応対が違うことを指摘しても、いっさい態度を変えなかった。
被収容者にたいして横暴に接すると報告されている職員B1072にかんしても口をつぐんだ。

公職者なのに、市民にたいして説明責任を果たすつもりが一切ないらしい。
たとえ鳥巣が言うように総務課をつうじて文書を受け取ったからといって、まともに回答する気などいっさいないのだろうと感じさせられた。
しかしながら、当会は追及を緩めるつもりはない。

総務課では調整官のオガタ氏〔10月12日訂正〕が応対。
文書の提出後、しばらく質疑応答がもたれたが、「法でそう決まっているから」といった官僚答弁に終始していた。
それにたいして抗議参加者は、国際人権規約や難民条約といった、国際的な約束もまた法だが、入管行政がそうした約束にことごとく反していることはどう考えるのか、と尋ねたが、これにたいしてはっきりした回答は出てこなかった。

別の参加者は、収容施設の意見箱に投じられた意見はどう扱われるのかという質問のなかで、職員が被収容者におこなったハラスメントを局内でチェックする手段があるのかについて尋ねた。
それにたいする小川氏の回答は特筆に値する。
職員によるハラスメントは「あってはならないことなので」と言って済ませたのである。
建前として「あってはならない」からチェックしていないということだ(そうとしか解釈できない)。
入管に自浄作用を求めるのは無理、ということを痛感させられる一言である。

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3.被収容者との面会

受付時間の制約のため、申し入れの途中で面会希望者は別れた。
半数くらいが初めて面会初に入るため、面会経験者とあわせて2, 3人ずつのグループで面会に入った。
初参加の方々は非常に関心が高く、面会後、たびたび当会メンバーに質問をくださった。

被収容者の方々からは、激励の声が届いたことに感謝の言葉をいただいた。
収容施設内からも、外の声に応答して叫んだが、それにたいして職員の制止があったとのこと。
また(残念ながら不思議のないことだが)、抗議文書で触れた職員B1072以外にも横暴な職員がいることが、被収容者から報告された。
面会時間が終わると、部屋に帰りたくなさそうでなかなか立ち上がらない人もいて、心ぐるしい場面もあった。


以上が9月4日の行動の報告である。
参加していただいた皆さんに感謝したい。
今後も入管当局の言動を厳しく追及していく所存である。
なにか動きがあれば、当ブログに随時報告するので、ひきつづき注目されたい。




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by p-dragon | 2017-09-13 06:58 | アクション報告  

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