​シリア難民に話を聞く会 報告

【緊急開催2】
日本も難民を受け入れよう! デモ@新宿(10月11日)
Demonstration, 11 Oct.

【声明】 「深まる難民危機──日本は何をするべきか」

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​シリア難民に話を聞く会 報告


​10月4日の「​シリア難民に話を聞く会」は、60名の方にご来場いただき、盛会となりました。

SYIメンバーによるシリア情勢の概説のあと、シリアから来られたMさんの体験談を、インタビュー形式で伺いました。
2011年に故郷を逃れたさいの経緯や、日本での難民申請のさいに受けた処遇について感じられたこと、将来の夢と日本での生活のギャップなど、貴重なお話しを伺うことができました。


ひきつづきご登壇いただいたのは、シリア難民弁護団の弁護士・浦城知子さんです。
Mさんを含むシリア難民4名は、今年3月、正式な難民認定を求めて法廷に訴えましたが、この裁判の意義を、ご解説いただきました。
浦城さんによれば、この裁判の争点は、Mさんたちが難民条約に定義されている難民かどうかであり、法務大臣にきちんと難民として認めてもらうことにあります。
それを認めないかぎり、日本は難民条約締結国としての責任をきちんと果たしていないのだと、浦城さんはご指摘されました。

9月に法務省は、紛争地から日本に逃げてきた人を保護するために、「難民」とは別に「紛争待避機会」という法的資格をつくると発表しています。
これは何やら親切をしているように見えますが、難民受入数を増やさない口実でしかありません。紛争からの避難者(いわゆる政治犯にかぎらず)を「難民」として認めないのは、日本くらいです。
Mさんたちのケースにかぎらず、この国は難民受入を自国の義務・責任として世界に約束しているという前提から、問題を考えていく必要があります。


それぞれのお話しの後には、ご来場の方々からも、活発に質問が寄せられました。

Mさん、浦城さん、まことにありがとうございました。


上記のシリア難民裁判の第2回口頭弁論は、
10月22日(木)11時 東京地方裁判所 703法廷
で開かれます。傍聴にお集まりください。


【参考リンク】
「国を逃げ出して、家もお金も失った」シリア人4名「難民認定」求めて日本政府を提訴 (弁護士ドットコム 3月17日) http://www.bengo4.com/other/1146/1307/n_2825/
紛争避難者の在留認める 法務省基本計画で保護の対象に 難民認定はせず (朝日新聞 2015年9月15日) http://digital.asahi.com/articles/DA3S11966129.html

【本集会の報道】
シリア男性「難民認めて」 都内で講演、現状訴え (共同通信 10月4日、リンクは徳島新聞)
http://www.topics.or.jp/worldNews/worldSociety/2015/10/2015100401001451.html
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by p-dragon | 2015-10-06 08:12 | アクション報告  

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