SYI について


かな / IN ENGLISH

SYI(収容者友人有志一同)は、品川の東京入国管理局における収容者への非人道的な待遇、およびこの国の入国管理システム全般に対して、抗議する有志グループです。おもに三つの目的で抗議をしています。

1.収容されている人たちに、外から激励の声を届けること。収容者たちは、自分たちがこの国では誰からも省みられない存在なのだと感じることで、からだやこころの健康をすり減らしていってしまいます。なによりまず、かれらの存在を無視してはいない、そして無視する制度には反対する、というメッセージを届けたいというのが、わたしたちの思いです。

2.入管職員に対し「警告」すること。つまり、収容施設内で行われているのは本当にひどいことなのだと、そしてそれを外部から見ている人たちがいるのだと、実際に入管システムにたずさわっている人びとに伝えることです。

3.入国管理局というところで何が行われているのかを、少しでも多くの人にきちんと知ってもらうということ。そのために、これまでは入管への抗議前後に、品川駅で情宣をしています。


SYI・5つの要求(2010年7月)

1.入国管理局ならびに法務省は、すべての難民申請者に対する現行の審査基準および慣行を全面的に見直し、難民条約の各条文の内容を厳密に反映するかたちで審査手続きを改善してください。

2.入国管理局は、収容者に職員のことを「先生」と呼ばせる慣行を廃止してください。そのために、すべての職員が職務中に名札をつけるよう義務づけてください。

3.収容者の健康をきちんと保障してください。そのためにまず、各収容施設における診療医を各施設の最大収容人数に見合う数に増やしてください。つぎに、職員と診療医との癒着を防ぐために、収容者への診療を第三者の医療機関に委任してください。また、健康状態が一定期間(たとえば7日間)回復しない収容者は釈放してください。

4.各収容施設の収容環境や処遇実態が、だれがみても収容者の人権に配慮したものとなるよう、根本から改めてください(実際に収容された人々は、まるで刑務所なみか、それ以上にひどい環境だと訴えています)。そのために、民間による収容施設への見学、取材、調査を受け入れ、収容者への待遇をオープンにしてください。

5.入国「管理」の業務を超える有形力の使用を入国管理局が(少なくとも独自に)行うことを禁じるよう、入管法を改定することをわたしたちは日本国に求めます。国境をまたぐ人間の移動のたんなる「管理」を超えること、すなわち収容や強制送還などの強制力を伴う措置を、入国管理局が独自に行うことを許している、現行の日本の法制度そのものが問題です。
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by P-dragon | 2010-07-22 00:18 | SYIとは / What is SYI?  

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