牛久入管へ申し入れ

SYIメンバー3名が牛久入管へ申し入れをした。
山岡克己総務課長が応対をする。

入管はハンストを止めさせる為に、
「強制送還はいつでも出来る」「お前らが何をしても入管は変わらない」
などと脅しをかけていると複数の収容者が証言している。
SYI側としては、そういうことをただちに止め、人として収容者と話し合い、要求を受け入れるよう求めた。
また、この件が人命にかかわることを忘れてほしくない。一刻も早い対処を希望した。

それに対し山岡総務課長は、脅しについて、自分はそんなことは聞いていないが、職員はそんな事は言っていないはず、と否定。以下、彼からの返答。
この要望書は所長に見せ検討するが、すぐにどうこうすると言う事は出来ない。
入管法の規定により、個々のケースを見ているので収容は長引いたとしても、それはこちらも本意ではない。私も心を痛めている。
決して外国人差別をしているつもりはないし、排外的な気持ちでやっているのではない。
何よりも健康管理はきちんとさせている。

しかし、収容者の健康管理に気を使っているのであれば、自殺者を2名も出す事はなかったはず。
なぜ自殺者が出たのか。
入管側が自殺に責任をもち、その原因が何であるのかを認識し、それをあらためることがなければ、今後も自殺者は増えて行くだろう。

ハンストの件は、誠意のある対応を強く要求する。


=============

法務大臣 千葉景子 殿
法務省入国管理局長 西川克行 殿
東日本入国管理センター所長 伊東勝章 殿


東日本入国管理センターでの被収容者への待遇にかんする抗議と要請


 わたしたち「収容者友人有志一同(SYI)」は、東日本入国管理センターでの被収容者への待遇に対して、以下の抗議と要請を申し入れます。
 昨年夏ごろから、入国管理局による移民・難民の収容件数がいっきょに高まりました。東日本入管センター(牛久)でも収容が増え、また相変らずの収容期間の長さに被収容者は苦しめられており、そのせいで、今年2月には日系ブラジル人が、4月には韓国人が自殺を強いられました。また、報道されていないだけで、未遂も含めればもっと多くの人が自殺を図るほど追い詰められていることを、被収容者との面会をつうじて、わたしたちは知っています。このような、被収容者の心身にもたらされる辛酸のすさまじさと、それがもたらす悲劇には、目にあまるものがあります。このような人権侵害を一刻も早く止め、長期収容者が即時に釈放されなければ、被収容者はもっと深刻な状態におちいるでしょう。
 そのようなさなか、東日本入管センターでは被収容者が、日に日に悪化していく収容状況にたえかねて、今月10日から50~60 人ほどでハンガーストライキを決行したと聞きました。かれらの掲げている要求は、難民申請者や帰国できない人の収容を短くすること、センター内の医療や医師の質の改善、18歳以下の子どもや子どものいる親の収容をやめること、仮放免時の高い保証金額を低くすること、などであるとも聞きおよんでいます。これらは、収容が生活の基盤や心身の健康に与える損害を少しでも軽減するために当然なされるべき、最低限の措置にすぎません。
 今年2月には、西日本入管センターでも被収容者のハンストがありましたが、その開始当初には、入管職員からの差別的な弾圧がありました。ハンスト参加者と面会した関西の支援諸団体からは、おおよそ次のような報告がなされています。職員たちは「出てこい」「お前ら」等の非人道的な罵詈雑言でハンスト参加者を恫喝し、また「外人らと話す必要はない」「お前らは何もできない」などと、参加者の必死の要求をまるで取り合おうとはしませんでした。一部の職員はヘルメット、防弾服や防弾シールドを身につけていたほどでした。参加者の数名を暴力的に懲罰房へと移送したあと、夜に職員らは「あれ、面白かったなぁ~、あのギャーって叫び声、女みたいやったなぁ~」などという侮蔑的なことを、ケラケラと笑いながら話し合っていたそうです。このような差別意識まる出しの対応がくり返されることを、わたしたちは決して許しません。東日本入管センターではそのようなことがないよう望んでいます。
 よって、わたしたちは次の要請を東日本入国管理センターに申し入れます。

1.被収容者の人権と要求を尊重し、対等な人間として話し合い、かれらの要求に応じること。
2.1年を越える長期収容者、扶養すべき家族のいる者、および収容に耐えられない罹病者を、ただちに仮放免すること。
3.仮放免のさいの保証金額を撤廃、ないしは減額すること。
4.東日本入国管理センターで2月と4月に起きた自殺の原因を再調査し、同センターで自殺を引き起こした責任がどこにあるのかを明らかにし、これ以上被収容者を自殺に追い込むことのないようにすること。


収容者友人有志一同(SYI) 織田朝日、柏崎正憲、富井亮、周香織、園良太、他一同
[PR]

by p-dragon | 2010-05-17 23:07 | 入管内からの声  

<< 【牛久ハンスト】被収容者からの手紙 ハンスト参加者の要請文 >>