ハンスト参加者の要請文

法務大臣 千葉景子殿
法務省入国管理局 西川克行殿
東日本入国管理センター所長 伊東勝章殿

難民認定申請者及び事実上婚姻関係のある外国人は外国籍者である以前に日本人と同じ人間であります。

昨年の夏ごろから、相手が難民認定申請者であれ、それまで長期にわたって仮放免を出してきた者であれ、関係なしに入国管理局による難民・移民の収容件数がいっきょに高まり、また、さらに収容期間も目に見えて長期化しています。

今年にはいって、3月22日には、強制送還中のガーナ人が成田空港の飛行機内で入管職員「制止」され、直後に死亡しました。死因はいまだに明らかにされていません!それに東日本入国管理センターでもブラジル人1人と韓国人1人が自殺しました。新聞やニュースにも報道されました。
こうしたことの背景として、日本の法務省および入国管理局の根本的な問題を挙げなければならぬ。日本政府は、難民条約を締結しているにもかかわらず、同条約によって義務付けられている難民の受け入れを事実上ほとんど拒否しています。法務省は、個々の申請者における難民性の高さに関係なく、ほとんどすべてのすべての難民を受け入れていません。入国管理局は、日本で生計を営む外国籍者を突然収容し、しかし、妻あるいは子供だけを収容せずに残すなどして、外国籍者の家族を生活不能に陥らせます。難民認定申請者に対し、長期間収容し、信仰を放棄させ、意思を弱まらせ、身体や精神を苦しめ、自発的帰国を迫るということを事実上入管収容施設内で行っているのです。どう考えても、民主国家日本のやるべくことではありません!

日に日に悪化していく法務省及び入国管理局の対応に対して私たちは強く抗議します。
そして、本年5月10日(月)午後八時から東日本入国管理センター・9Aブロックに収容されている人たちは、ハンガーストライキを行います。私たちは、このハンガーストライキを通して日本国法務大臣および法務省入国管理局長と東日本入国管理センターの所長に以下のことを要求します。

1.すべての難民認定申請者に対する現行の審査基準及び審査慣行を全面的に見直し、難民条約に基づいて難民審査手続きを改善すること。

2.私たちに対する長期収容及び繰り返し収容することをただちに停止すること。

3.仮放免(申請)を出している人に対する審査期間を短くし、保釈金額を下げること。

4.入管専属の専門医の人員数を増やし、診断書の質を改善すること。

5.死亡したガーナ人の死因をきちんと調べ、早く公表し、家族に賠償すること。そして二度と同じようなことを起こさないこと。

6.妻子を持つ非収容者を一刻も早く家族の元に帰らせ、一家団らんにさせること。

7.入管施設のすべての職員は名札をつけるなどして、勤務中に名前を明らかにすること。

東日本入国管理センター ハンガーストライキ9Aブロック参加者全員一同

リーダー:COLAK MAHMUT

2010年5月10日
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by p-dragon | 2010-05-17 00:14 | 入管内からの声  

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