収容者からの手紙

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ここでは何が起こっても何も変わらない。
もう苦しくて息ができない。
体内に石が二つもあって、もの凄く痛い。
腰も痛い。
でもここでは誰も気にしてくれません。
もう私の力は無くなった。

ここで私達は動物扱いされています。
自分の最大の問題は民族の事。
でも、ここでは職員に何を言っても全然、気にもとめてもらえません。

どんなに具合が悪くても入管の医師は、私の目の中を見るだけで、なにも治療らしき事はしてくれない。
私がどんなに体の痛みを訴えても、どんなにわかってもらおうとしても、薬だけ渡される。
普通、病院という所は人がどういう病気にかかっているかを見つけて、それなりに対応するべきなんだと思う。
でも、ここでは反対に何もしてくれません。
ここで働いている医師は、薬だけ渡し、人間を精神的にも肉体的にも完全に病気にしてしまいます。
死にそうになるまで薬を飲ませる。

私の考えでは、これは単なる拷問です。
私達は動物と同じ扱いを受けています。私はそのうち死んでしまうかもしれません、この人達の手で。
こんな事をやっておいて自分達は偉いと思っているようです。
どこの国でもこんな事やっていい法律はないはず。
もしかしてこの人達は上から命令を受けてやっているのかもしれない。
でも私の考えでは、これは単なる金もうけではないかと思います。
だから目的の為にこういうやりかたをしている可能性が高い。

もうこういう事は止めてほしいです。
薬で拷問はもう嫌です。
私が難民申請をしたから、こんな酷い事するのですか?
なんでもかんでも私達に酷い事をする、いったい何を考えているのですか?
こんな辛い事をペンではとても伝えきれない。
大きな声をあげて人々に伝えたい。
何も権利を与えない、法律もない。
もう何もかもわからない。

ただ、私が考える事は、難民申請している人は、実は日本征服を企んでいる人達だと入管は思っているようです、私達を敵として見ています。
私はただ、母国から自分の身を守る為に難民申請をしました。
でも職員はなんとしても認めたくないのですね。

このイジメは、この拷問はいつまで続くのでしょうか。
動物扱いはいつまで続くのでしょうか。
いつ終わるかわからないけど、もう最後にしてほしい。
まるで足で踏み潰されているような感じです。

私は難民としてこの国へ逃れてきました。
世界の何処でも法律はあって、守らなければいけない。
日本も難民条約にサインをしたのだから守るべきです。
私は拷問をされる為に日本へ来たんじゃない。
助けを求めて来たのに。
私の望みはただ人間らしく生きていく事です。
私はわざわざ遠くからここへやって来ました。
自分の大切なものを何でもかんでも置いて、この国で難民申請したのです。

こんな酷い国、世界の何処にもない。
私達の痛み、この感情は鉄格子と狭い壁に挟まれて、誰にも聞こえない。
夜は眠れない。
頭の中で色々な声が聞こえて、気が付いたら朝になる。
トルコで軍隊に入っていた時と同じ気持ちだ。
                   
                   メンデレス・バリバイ
                    
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by p-dragon | 2010-02-07 00:09 | 入管内からの声  

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